鎧塚俊彦氏、能登で被災動物の視察「縦割り行政の弊害に改めて危機感といら立ちを感じました」

鎧塚俊彦氏（2019年撮影）

人気パティシエの鎧塚俊彦氏（58）が、24日までにインスタグラムを更新。能登を訪れたことを報告、被災した動物について思いをつづった。

鎧塚氏は「能登に行きまして地震が動物達に与えた影響を間近に見聞し改めて法改正の必要を強く感じました」と書き出し、ケージに入っている犬の前でのシングルショットを公開した。

続けて「ペットとともにいまだ車内やビニールハウスで暮らしていらっしゃる方や飼主とともに避難する事が出来ずにシェルターや獣医師の元にいるペット達、飼主がわからず保護され県の保護施設にいる動物達。その飼主と小さな命を守ろうと獣医師会や動物愛護団体の皆さまの懸命の努力には本当に頭が下がります。現地の皆さまの話しを聞けば聞く程、廃校などの使っていない公共建築をすぐには使用出来ない等の縦割り行政の弊害に改めて危機感といら立ちを感じました」と吐露。

そして「また今回は被災動物に対しての視察を軸に行った事に関しては決して人よりも動物達を優先に考えている訳では無くお年寄りや子供達含め、声を上げ難い、あげる事の出来ない弱者の立場をも理解出来ない様では人として、より良い社会の構築は困難なのでないかと考え、自身もより一層の努力の必要性を感じました」と思いをつづった。

この投稿に「実際足を運ばないと知り得ないこともありますよね。改めてですが、考えさせられます」「お忙しい中、動物達のため、飼い主たちのためご尽力ありがとうございます。法は誰のために有るのか…悲しい、寂しい子達が幸せになれるよう私も頑張ります」「たくさんのいのち、救われますように」などのコメントが寄せられている。