濱田岳がフジ「新宿野戦病院」出演「『教場Ⅱ』で目指した“お巡りさん”像とはまったく違う」

フジテレビ系「新宿野戦病院」に出演する濱田岳（C）フジテレビ

俳優の濱田岳（35）が、7月スタートのフジテレビ系「新宿野戦病院」（水曜午後10時）に出演することが明らかになった。本作の舞台となる新宿・歌舞伎町の交番に勤務する、ちょっと頼りない“お巡りさん”役を演じる。

物語は小池栄子と仲野太賀がダブル主演を務め、「命」の尊さを投げかける新たな“救急医療”エンターテインメント。宮藤官九郎氏が完全オリジナルの脚本を手がける。濱田が演じる巡査・岡本勇太（おかもと・ゆうた）は、交番に駆け込んでくるトラブルを抱えた人々だけでなく、警察官にもかかわらず、町民たちからも無駄に絡まれてしまうこともあるなど、完全になめられ切ってしまっている心優しい人物。路上のケンカやトラブルが原因でケガをした人たちを、アメリカ国籍・元軍医のヨウコ・ニシ・フリーマン（小池）と美容皮膚科医の高峰享（仲野）の勤める「聖まごころ病院」に運び込む。物語の要所要所に登場し、ヨウコらとの交流が深まっていくが、岡本は物語が進むにつれ、さまざまな秘密を抱えることになってゆく。

小池とは15年にテレビCMで共演歴があり、本作の脚本を務める宮藤が手がけ、現在放送中のテレビ東京系「季節のない街」では仲野とも共演中。濱田は今回の役柄について「これまでに演じたことのない役ということでチャレンジする気持ちです」と捉える。「今回の役どころは、歌舞伎町という街に愛情を持って、街の秩序、歌舞伎町に“流れる時間”を守る警察官という風に思っています。宮藤さんの描く一種の人情劇と捉えて、キャラクターの心の部分を丁寧に演じていきたいと思っています。これまで演じていないキャラクターなので、ある種『チャレンジしなさい』と言われているような気がしてならないです。“普通”の警察官にならないように、とにかく楽しみたいですね！『教場2』で目指していた“お巡りさん”像とはまったく違います（笑い）」と意気込みのコメントを寄せている。