子宮体がん手術の藤あや子 術後１カ月検診終え「こんなに早く回復」と感謝

藤あや子（22年4月撮影）

5月に子宮体がんのため、子宮と卵巣の全摘手術を受けたと発表していた歌手藤あや子（63）が5日、自身のインスタグラムを更新。「今日は術後1ヶ月検診でした」と題して、検診結果を明らかにした。

藤は「病理検査の結果　脈管侵襲もないということで　安堵いたしました」と報告。「治療も処方箋もないものの　一応3ヶ月に一度は検査に来てくださいとのこと　本当に先生のお陰で　大事に至らなかったし　こんなに早く回復出来て　感謝しきれない思いです」とつづった。

藤は、5月7日に子宮体がんの診断と手術を報告。同21日には埼玉県内で35周年記念コンサートに出演していた。

医師らに感謝しながら「病院に行くと思うんですが　現代は病を抱えている人が　本当に多いですね　いつも人が溢れています」と率直な思いも。「不思議とそこにいる空間は　仲間意識みたいなものがあり　お互い頑張りましょう的な　気持ちが芽生えます」と書き込んだ。

自身が体験したことで考えが変わったことにも言及。「健康な人にはわかりにくいそんな痛みを　わかるようになったことは　とても貴重なことです　命の重さというものを　病によってわかる日が来るとは　思ってもみませんでした」と感謝の思いも吐露した。

また、「苦しんでいる人たちの　少しでもお役に立ちたいと　また改めて思いました！　人はひとりでは　生きていけないから　助け合って乗り越えて　いきましょうね」とも記し、自らの決意とともに、皆へも呼びかけた。