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がん治療中のキャサリン皇太子妃 英王室重要行事の出席不透明

日刊スポーツ / 2024年6月6日 15時34分

キャサリン皇太子妃(2015年9月撮影)

がんと診断されたことを公表した英王室のキャサリン皇太子妃(42)が、15日に英ロンドンで行われる英国君主の誕生日を祝う恒例行事「トゥルーピング・ザ・カラー」に出席するのかどうか、注目が集まる中、がん治療を終えてもこれまで通りの公務には復帰しない可能性があると報じられている。

今年1月に腹部の手術を受けた皇太子妃は、術後の検査でがんが発見されたことを3月に公表し、予防的な化学療法を受けていることを明かした。昨年12月のクリスマス以降、公務を休んで治療に専念している皇太子妃は、「医師の許可が出るまで公務には復帰しない」と伝えられている。

米Usウイークリー誌が、関係者の話として「公務に復帰した際に、どのような役割を担えるかを再検討している」と伝え、復帰後はこれまでと同じ役割に戻ることは決してないかもしれないと報じている。

ケンジントン宮殿から公式なコメントは出されていないが、今後は参加する公務が少なくなる可能性があると考えられており、昨年までのように多忙なスケジュールをこなすことはないかもしれないという。

情報筋によると、皇太子妃は現在、化学療法で体が弱っていることから感染を防ぐため、限られたごく一部の人としか会うことが許されていないというが、元気に動き回れるまでに回復しているという。

ウィリアム皇太子も、5日に行われたノルマンディー上陸作戦60周年記念イベントに出席した際に、「妻もここに来たかったでしょう」と話して順調に回復していることを明かしている。

ウィリアム皇太子一家は、今年の夏休みも恒例となっている東部ノーフォークにある別荘アンマー・ホールで家族の時間を過ごす予定だと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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