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玉川徹氏vs石原良純「路上飲み」激論バトル「路上飲酒は全面禁止」「路上で飲めるのは楽しいよ」

日刊スポーツ / 2024年6月10日 10時5分

玉川徹氏(2019年7月撮影)

10日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)で、東京都内の繁華街で深刻化する「路上飲み」について、コメンテーターが議論バトルを交わした。

東京都渋谷区は今月3日、区内で深刻化する「路上飲み」を1年通して禁止する条例改正案を議会に提出。これまではハロウィーンなどの時期に限っていたが、インバウンド増加などで区内での路上飲みが激増し、混乱していることが背景にある。禁止エリアは、渋谷駅の北側や宮下公園周辺などの繁華街で、午後6時から午前5時まで。区側は10月からの実施を目指している。

俳優石原良純は「日本はお酒を飲める自由な国だと言いたいけれど、そうはいかなくなるのかな、それをどうするのかという、1つの試金石になる」と指摘。元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏は「外で飲めるということは、(外国人に)好意的に受け止められてきた。治安の良さの表れだし、日本はそういう節度のある国という風な声が広まるのはいいことだと思うけれど、多文化が共生していく中、日本の節度を守っていくことがどんどん難しくなってきて、全面禁止みたいな話になったのではないかと思う」とコメントした。

一方、元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「世界にもまれな、路上飲酒ができる特異な場所ということで外国人の間でSNSなどで知られていたみたいだが、それは何のメリットもない。僕は、路上飲酒は全部禁止でいいと思う。一般の人に何のメリットがあるのか」と、全面禁止すべきとの認識を示し、「原則は飲めないことにして、花見などの時だけはそのエリアは飲めるようにする。原則を飲めるから飲めないに変えればいいだけの話」と述べた。

山口氏に「学生時代、そんなにお金がない時、公園で飲んで語り合って…という青春ってありません?」と問われた玉川氏は「なんで公園の中で語り合わないといけないの?別に大学の中や、どこでもいいじゃない」と反論。番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に「それは玉川さんは、そうでしょう」と指摘されたが「夜の公園で学生が集まって飲んで騒いでいるのを見て、怖いと思う人だっていると思う。公園で酒を飲めることが全体にとって、それくらいのメリットになっているのか」などと持論を続けた。

羽鳥は「お店に行くお金がなかったから公園で飲んでいた」と述べると、玉川氏は「だったら、家で飲めばいい。僕は大学時代、外(路上)で飲んだり、ほとんどしなかった」と主張を続け、羽鳥は「玉川さんは、ね。そうじゃない人もいる」と何度も突っ込んだが、玉川氏は「大学生はだいたいばかなんだから、迷惑かけていたよ。僕も大学時代、ばかだったと思うし、迷惑をかけていたと思うもん」と述べ、持論は曲げなかった。

これに良純が「僕らはそれで育って、その中で日本人の感性をみたいなものを持ってきた。今、若い世代に『だめ』と言えるのかというと、そこで享受されたものもあるし…」と述べると、玉川氏は「若い人だけではなく、全員だめなんですよ。若い人や外国人だけ禁止するんじゃない」と反論。良純が「インバウンドも1つ大事だし、移民(政策)のことを考えないといけないということも大事だし…」と述べると、玉川氏は「路上で酒飲めるから来る、みたい人、いります? インバウンドでも」と私見を口にした。

良純が「路上で酒飲めるのは楽しいよ~」と水を向けると、玉川氏は「こういう大人がいるから…」。これに良純は「それは、節度を持ってということを培ってきている」と反論。玉川氏は「でも、(今は)節度はなくなってきているじゃないですか」と、今と当時との違いを比較しながら主張。激論が続いた。

羽鳥はMCの立場で「そういうところも議論が必要。今回は(全面禁止の)時間を増やしましょうと、そうしたらどうなるのかなということを(渋谷区は)やってみようというところだと思います」とまとめた。

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