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自民都連・萩生田会長、小池百合子都知事「3選出馬なら支援」と表明も具体的な方法は決まらず

日刊スポーツ / 2024年6月10日 12時49分

自民党東京都連の臨時総務会後、都知事選の対応などについて取材に応じる萩生田光一都連会長(撮影・中山知子)

自民党東京都連の萩生田光一会長は10日、党本部で行われた都連の会合後、報道陣の取材に応じ、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)で、現職の小池百合子知事(71)が3選出馬した場合は支援する考えを明らかにした。

「この4年間の小池都政と自民党、自民党都議会との歩みを確認した上で、小池さんが3選出馬をするなら支援をする方向で考えていこうということになった」と述べた。

ただ、小池氏がまだ出馬表明していないことから、支援のあり方などは決まらなかった。萩生田氏は「戦い方も含めて知事サイドの考え方もあると思う。今後、都連執行部に一任していただく方向でご了解をいただいた」と述べた。

都連内では、政党に準じた選挙運動が認められる「確認団体」を設立し、公明党や都民ファーストの会と「相乗り」で支援する案も浮上しているとされるが、この日は「知事が出馬表明もされておらず、意見の出しようがない」(出席者の1人)として、具体的な対応は決まらなかった。

都連内には、かつて小池氏と対決した経緯から、小池氏に対して複雑な声もあるとみられる。萩生田氏は、都知事選で小池氏を支援することへの反発は、「なかった」と述べた。

萩生田氏はこれに先立つ会合冒頭のあいさつで「これまで東京で行われたいくつかの選挙で(自民党は)残念ながら結果を出すことはできなかった。それぞれの事情はあるが、少なからず政治不信が影響したことは否めず、私自身がその原因をつくった1人としててあらためて、みなさんにおわびを申し上げます」と、安倍派の裏金問題を念頭に謝罪。その上で「信頼回復に向けて行動をもって示していかなくてはならず、反省は必要だが、いつまでも下を向いているわけにはいかない」と述べ、東京都知事選とともに、同じ日に投開票される、都内8選挙区で行われる東京都議補選の自民党候補の勝利への意欲を示した。

8つの都議補選をめぐっては、自民党が小池氏を支える都民ファ候補と戦う選挙区もあるだけに「自民党の仲間を都議補選で増やすことの方が、都知事選より大事だ」と話す関係者もいた。

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