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玉川徹氏「釈然としない」東京・国立市の完成後マンション解体に疑問「裁判で負けることはない」

日刊スポーツ / 2024年6月10日 17時2分

玉川徹氏(2019年7月撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は10日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、東京都国立市で積水ハウスが建設し、引き渡し直前だった10階建てマンションの解体が突如、決まった背景について「ちょっと釈然としない」と首をひねった。

このマンションは、積水ハウスの「グランドメゾン国立富士見通り」。建設をめぐっては周辺住民から「景観が悪化する」などの声や、建設によって富士山の景観への影響を懸念する声が周辺住民から出ていたとされる。積水ハウス側は「構造に問題はなく、法令違反もないが、景観など周辺の影響に関する検討が不十分だった」と、解体の理由について説明している。

玉川氏は「(解体なら)購入された人への補償も、当然発生する。自分の家を売って入る方もいると思うので、急に入れなくなると、売った家はどうなると話になりかねず、そちらから訴訟が発生する可能性もある。ものすごい金額になると思いますよ」と推測。積水ハウス側が今後、巨額の負担を背負う可能性にも言及した。

国立市では「都市景観形成条例」が定められているが、積水ハウス側は「法令違反はない」としている。一方、同市ではかつて、14階建てマンションをめぐり、住民が事業者側に建築物撤去を求めた民事訴訟が起きたこともある。

玉川氏はこのケースに触れながら、1審では7階以上を壊すよう求めた判決が出たものの控訴審で取り消され、最高裁で確定したことに言及。「仮に訴訟があっても、今回(の物件)は条例にも違反しておらず、裁判で負けるということはないんじゃないかと、僕は思う。(今回の問題が)ブランド価値全体にまで波及するものなのか、(解体は)ちょっと釈然としない」と繰り返し指摘した。

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