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25年後期朝ドラ「ばけばけ」脚本ふじきみつ彦さん「普通の人。だけど、だからこそいとおしい」

日刊スポーツ / 2024年6月12日 13時0分

25年後期朝ドラ「ばけばけ」の脚本を手がける、ふじきみつ彦さん

NHK大阪放送局は12日、25年度後期NHK連続テレビ小説「ばけばけ」を発表した。脚本は、同局夜ドラ「褒めるひと 褒められるひと」や、WOWOW「撮休シリーズ」を手がけた、ふじきみつ彦さん(49)が務める。

同ドラマは、世の中を恨めしく思う怪談話が好きな没落士族の娘、松野トキが、同様にこの世をうらめしく思いながら、世界を転々とした末に日本にたどり着いた異国人と、次第に心を通わせていくストーリー。島根・松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルとなっている。

ふじきさんは「何も起きない物語を書いています」と第一声。そして続けた。

「光でも影でもない部分に光を当てる朝ドラを書いてみたい。今回のモデルである小泉セツさんのことを知ってそういう考えに至りました。セツさんは特別なことを成し遂げたりとてつもない夢をかなえたりした人ではありません。少し変わった、しかし何げない日常を送った、言ってみれば普通の人かもしれません。だけど、だからこそいとおしいのです」

ドラマチックなストーリーではなく、ありふれた日常を描くことを意識していおり、「『夢は○○だけん!(島根言葉)』なんて一度も叫ばない朝ドラですが、好きになってもらえたらうれしいです」と意気込んだ。

ふじきさんは広告代理店勤務を経て、05年、30歳で作家活動を開始。コント、演劇、ドラマ、映画など多くのジャンルで台本、脚本を書き、演劇では日本の不条理劇の第一人者・別役実さんに師事した。回りからは「日常のささいな出来事を独特の笑いをまじえて描く会話劇が得意」と言われる。Eテレ「みいつけた!」など教育番組ではキャラクター作りから携わることも。作詞家、俳優として活動することもある。

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