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桂ざこばさん死去の「ぜんそく」とは? 発作繰り返せば気管支狭まる、発作いかに抑えるかカギ

日刊スポーツ / 2024年6月12日 15時43分

桂ざこばさん(2023年1月撮影)

上方落語の重鎮、桂ざこばさん(本名関口弘=せきぐち・ひろむ)が12日午前3時14分、ぜんそくのため、大阪府内の自宅で亡くなった。76歳。所属の米朝事務所が同日、発表した。同事務所によると、ざこばさんは前日夜も普段通りに夕食をとっていたが、その後にぜんそくの発作に見舞われたという。

▼ぜんそく(気管支喘息) 空気の通り道である気管支(気道)が慢性的に炎症を繰り返し、気管支が狭くなる。呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼーといった音が聞こえ、呼吸困難などの発作が起こる。

幼児期と、40~60歳代が発症のピークとされるが、年齢にかかわらず悩まされる人も多い。小児ぜんそくの場合は、肉体が大人へと変わる過程で治癒するケースもあるが、大人になってから患う成人ぜんそくは40~60歳代が好発年齢になっている。

症状には、軽症なものから、生命に関わる重篤なケースまで多様。発作の頻度が多く、夜間、睡眠中にも発作が頻発する場合もある。

治療としては、気管支の慢性的な炎症を抑えることが重要で、いかに発作が起きない期間を保つかが、極めて重要。投薬は、吸入や飲み薬などがある。発作を繰り返すと、気管支の粘膜が厚く、気道はじょじょに狭まっていく。

ざこばさんの場合、関係者も、医師から「発作の状況次第では気管(支)が狭まり、呼吸が止まるケースもある」と説明されたという。

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