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英チャールズ国王の肖像画にいたずら 動物愛護活動家アニメキャラ貼り付け

日刊スポーツ / 2024年6月13日 9時33分

バッキンガム宮殿で公開されたチャールズ国王の肖像画(ロイター)

英王室のチャールズ国王(75)の即位後初の公式肖像画が11日、動物愛護活動家によっていたずら行為を受けた。今年5月14日にバッキンガム宮殿でお披露目されたばかりだった。

動物の権利擁護を訴える活動団体アニマル・ライジングが、英ロンドンのフィリップ・モード・ギャラリーで6月21日まで展示されている肖像画にペイントローラーを使ってステッカーらしきものを貼り付ける様子を撮影した動画をSNSに公開した。

動画では、国王の顔を英国の人気アニメ作品「ウォレスとグルミット」に登場するキャラクター「ウォレス」のイラストで隠し、「チーズはないよ、グルミット。英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)の農場で行われている残酷な行為を見てみろ」と書かれた漫画のふきだしも貼り付けられていることが確認できる。

国王はPSPCAのパトロンで、アニマル・ライジングは先日、RSPCAの認証を受けた農場で家畜への虐待が見つかったと主張するレポートを公表していた。団体は、今回の行動は「ウォレスとグルミット」の大ファンである国王の注意を引くためだと説明し、「国王陛下を楽しませたいと願うのと同時に、PSPCAの認証を受けた農場での恐ろしい惨事に関わりを持ちたいと思うのかどうか真剣に再考することを求めています」と声明を発表している。

米CNNによると、肖像画はアクリル板で保護されているため、作品への直接的な被害はなく、ステッカーのようなものはすぐにはがされたという。現時点で、展示を中止する予定はないとしている。

国王の肖像画が汚損されるのは今回が初めてではなく、2023年7月にも環境活動家がエディンバラのスコットランド国立美術館にある国王の肖像画にスプレーペイントを施したこともある。

国王の新たな肖像画を巡っては、全体的に真っ赤な独創的な色使いから「血のよう」「地獄の悪魔のよう」などと物議を醸していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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