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玉川徹氏「ゼロって言いたいんでしょうね」小池百合子知事「7つのゼロ公約」めぐる戦略を分析

日刊スポーツ / 2024年6月13日 9時22分

玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は13日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、20日告示の東京都知事選(7月7日投開票)に3選を目指し出馬すると表明した東京都の小池百合子知事(71)がかつて掲げた「7つのゼロ」公約について言及した。

「7つのゼロ」は2016年、最初の都知事選出馬の際に、小池氏が掲げたもので「待機児童」「介護離職」「残業」「ペット殺処分」「満員電車」「多摩格差」「都道電柱」のテーマについてゼロにするという内容。番組では、「ペット殺処分」はゼロを達成したが、残りについては「待機児童」など大幅に激減したものもあるが、数字として明確に「ゼロ」には達していないテーマが多いことを、小池氏の説明なども踏まえながら指摘した。

玉川氏は「そもそも(小池氏は)『7つのゼロ』と言いたかったんでしょうね。小池さんは、非常にキャッチフレーズがお上手で、雰囲気的に『7つのゼロ』というようなものをつくるのが得意」と、キャッチフレーズ命名などイメージ戦略にたけた小池氏の特性に言及しながら「だけど、実質(結果は)どうだったのかというところはちゃんと話をした方がいい」と、述べた

「なぜ『7』だったのか。7はいい数字だし、だから7にしたんでしょうね」と推測した上で「ゼロ(という表現)じゃなくてもいいのかもしれないけど、ゼロって言いたいんでしょうね。もしかしたら、7つの中に無理やり入れたものもあるかもしれないが、『7つのゼロ』はキャッチーだから、それをやりましょうというのは分かるんじゃないでしょうか。それを都民がどう思うのかは別だが、でもイメージなんだよね…」とも口にした。

「キャッチーかどうかということより、これは本当にできたらいいなとか、これなら4年で実現できそうだなということで(候補者を)選ぶとか、有権者側が目を肥えさせることも重要と思う」と、有権者側の心構えについても触れた。

東京都知事選にはこのほか、蓮舫参院議員(56)、広島県安芸高田市長を退任した石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら40人以上が立候補を表明している。

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