日本コカ・コーラ、ミセス新曲「コロンブス」めぐり「我々が大切にしている価値とは異なるもの」
日刊スポーツ / 2024年6月14日 5時0分
3人組バンドのMrs. GREEN APPLEの最新曲「コロンブス」のMV(ミュージックビデオ)に「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」として、所属レーベルのユニバーサルミュージックがMVの公開を停止し、謝罪したことをめぐり、日本コカ・コーラ(東京都渋谷区)が13日、取材に「今回の事態を遺憾に受け止めております」とコメントした。
日本コカ・コーラ広報部は「コカ・コーラ社はいかなる差別も容認しておりません」とし「今回の事態を遺憾に受け止めております。これは、我々が大切にしている価値とは異なるものです」とコメント。「本楽曲を使用したすべての広告素材の放映を停止させていただきました。また、ミュージックビデオの内容に関しては、弊社は事前に把握をしておりません」と説明した。
最新曲「コロンブス」はコカ・コーラ「Coke STUDIO」のキャンペーンソングとして書き下ろされた楽曲。MVは大森元貴がコロンブス、若井滉斗がナポレオン、藤澤涼架がベートーベンに扮(ふん)したストーリーで、「猿」や「類人猿」に酷似したキャラクターが登場。メンバーが乗る馬車を引かせるなどの演出があったことに加え、コロンブスが近年では「侵略者」としての側面を伝えられることもあり、「奴隷制度」を想起させるなどの指摘の声が続出。トレンドワードに「ミセスMV」があがるなど騒動化していた。
同曲を作詞作曲したボーカル、ギターの大森元貴は、MVに登場する「類人猿」について「差別的な表現に見えてしまう恐れ」がある懸念はあったとした上で「人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージ」と主張。「決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでした」とした上で、「あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です」とし、謝罪した。
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