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ミセス「コロンブス」MV騒動で話題の楽曲 ミュージシャンが思い

日刊スポーツ / 2024年6月14日 10時36分

Mrs.GREEN APPLEの大森元貴(2022年6月撮影)

シンガー・ソングライター七尾旅人(44)が14日までにX(旧ツイッター)を更新。3人組バンドのMrs. GREEN APPLEの最新曲「コロンブス」のMV(ミュージックビデオ)をめぐる騒動により、自身の楽曲「ソウルフードを君と」がSNS上で話題となっていることに言及した。

「ソウルフードを君と」は、22年リリースのアルバム「Long Voyage」の収録曲。コロンブスのアメリカ大陸到達を題材に、ネーティブ・アメリカンへの非道な暴力や黒人奴隷の歴史を、マイノリティーや抑圧された人々のソウルフード料理を通して描いている。

Mrs. GREEN APPLEの楽曲MVが問題となると、同じく「コロンブス」を題材とした対照的な楽曲として「ソウルフードー」のリリックビデオがSNS上で注目を集めた。

七尾は反響を受け、「なぜか今になって、「ソウルフードを君と」のMVがたくさんリポストされている」と言及。「ルーツに関する差別やいじめに耐えて頑張っていた、エリザベスちゃん親子との出会いから生まれた曲。自分の音楽に意味があるか、考えない日はなかったですが、根気強く頑張ろう」と思いをつづった。

Mrs. GREEN APPLE「コロンブス」はコカ・コーラ「Coke STUDIO」のキャンペーンソングとして書き下ろされた楽曲。MVは大森元貴がコロンブス、若井滉斗がナポレオン、藤澤涼架がベートーベンに扮(ふん)したストーリーで、「猿」や「類人猿」に酷似したキャラクターが登場。メンバーが乗る馬車を引かせるなどの演出があったことに加え、コロンブスが近年では「侵略者」としての側面を伝えられることもあり、「奴隷制度」を想起させるなどの指摘の声が続出。トレンドワードに「ミセスMV」があがるなど騒動化していた。

同MVをめぐっては、所属レーベルのユニバーサルミュージックが「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」として謝罪し、公開を停止。作詞作曲したボーカル、ギターの大森元貴は、MVに登場する「類人猿」について「差別的な表現に見えてしまう恐れ」がある懸念はあったとした上で「人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージ」と主張。「決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでした」とした上で、「あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です」とし、謝罪した。

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