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宝塚急死問題で株主総会大荒れ 急死関わったとされる団員の出席求める声、角会長らに辞任請求も

日刊スポーツ / 2024年6月14日 11時45分

阪急阪神HD第186回株主総会が行われた梅田芸術劇場(撮影・阪口孝志)

阪急阪神ホールディングス(HD)の定時株主総会が14日午前、大阪・梅田芸術劇場で始まり、昨年の宝塚歌劇団員急死問題をめぐり、株主から厳しい質問が相次いだ。角和夫代表取締役会長が議長を務め、昨秋の宝塚歌劇団宙組団員急死について謝罪をしてスタートした。

株主からの質問、意見では、角会長、劇団の村上浩爾理事長への辞任請求に加えて、団員急死に関連したと報じられた現役団員へ総会への出席を呼びかけ、会場内に不規則な発言が相次ぐなど、大荒れとなった。

株主からの意見を募った序盤、男性株主が強い口調で、団員急死に関わったと報じられた現役団員4人、すでに退団した元団員の実名や経歴、縁戚関係まで出して、公式に謝罪がないことを詰問。「(総会に)なぜ出席しないのか」と厳しい口調で呼びかけがあった。

男性は急死した団員の名前や、当日の状況も口にした上で「腐ったリンゴは捨てなければ組織が腐ります」と詰め寄った。

これに、大塚順一執行役員は「何人かの劇団員、舞台に立っているのはなぜかという質問ですが、それぞれの行為はハラスメントにあたるものですが、基本的には悪意をもって当たったものではない。厳しい指導がハラスメントにあたる認識がなかった。責任は劇団にある。劇団員も反省もしておりますし、改善に当たるよう、努めている」と答えた。

これには、他の株主からも、団員の出席や、正式な謝罪、その公表を求めるヤジのような意見が飛び交い、一時収拾不能に。たまらず、角会長が「不規則な発言はお控え下さい」と繰り返した。

続けて角会長と、宝塚歌劇団の村上理事長の引責辞任が厳しい口調で求められた。

これには、角会長が「不幸な事故を受けまして、12月1日付だと思いますが、歌劇団の理事長は交代しました。新しい理事長のもとで、もう少し時間をいただきまして、公表できる範囲のものは公表していきたい」と発言。ここでも、場内で不規則な発言がとびかった。

続いて、別の男性株主からも、角会長体制の長さを指摘し、引責が迫られると、角会長は「私の去就、自覚しておりますし、75歳でございますし、まさに近々辞退をする。ただし、来年まではこのままの体制で当たらせていただきたい」と理解を求めた。

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