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荒れた阪急阪神HD株主総会、帰路につく株主からは冷静な声も「時間はかかるが信頼回復を」

日刊スポーツ / 2024年6月14日 17時53分

阪急阪神HD第186回株主総会が行われた梅田芸術劇場(撮影・阪口孝志)

宝塚歌劇団を傘下に収める阪急阪神ホールディングス(HD)は14日、大阪市の梅田芸術劇場で定時株主総会を開催。総会には2035人の株主が参加した。質問者は15人で、30の質問が発せられた。HDの角和夫会長が議長を務め、2時間10分行われた。

昨秋の宝塚歌劇団宙組団員急死をめぐり、株主からは厳しい意見が続出。怒号も乱れ飛んだ。

ある男性株主は、団員急死に関わったと報じられた現役団員4人、すでに退団した元団員の実名や経歴、縁戚関係まで出して、公式に謝罪がないことを激しく非難。HDの旧態依然とした経営体制への疑問の声も複数上がり、角氏への辞任要求も突きつけられるなど大荒れの様相となった。

ただ、総会を終えた株主からは冷静な反応も多く見られた。

ある男性株主は「今後亡くなる人が出ないよう、宝塚歌劇の方向性をきっちり示し、改革に取り込んでほしい。どういう風に改革するか。角会長もすぐに辞めるわけではなくて道筋を付けてほしい」と要望した。

今回の件を受け、初めて総会に参加したという女性株主も「冒頭、謝罪から始まって、きちんと受け止めているのだなと。言葉の通り、真摯(しんし)に向き合っていただきたい。時間はかかるが信頼は回復できないものではない」と今後の行動に期待。自身も宝塚ファンとあって、対応次第ではファンを辞める可能性も感じていただけに「来てよかった」という。

その上で、「今回の件ではファンも分断されたと思う。総会では個人名を出されていた方もいたが、裁くのは我々ではない。阪急側が『自分たちの体制が悪くてこうなった』と断言したからには、舞台に立つ方の安全が守られて公演が進むよう、1歩ずつ前進してほしい」と希望していた。

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