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都知事選出馬の石丸伸二氏「誤解している」市長時代のキレッキレ「恥を知れ」イメージとの差に

日刊スポーツ / 2024年6月16日 8時45分

東京都知事選出馬表明後、初の街頭演説を渋谷スクランブル交差点で行った石丸伸二・前安芸高田市長(撮影・中山知子)

広島県安芸高田市長を退任し、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬する石丸伸二氏(41)が15日、渋谷の街に「降臨」した。市長退任後、初の街頭演説をスクランブル交差点前で行い「日本を動かすため、まず東京を動かそう」と訴えた。

自ら望んで「第一声」に選んだ渋谷は、大規模再開発が進む。石丸氏はかつて「東京解体」を訴え、波紋を広げたが「揚げ足を取られるだろうと思って言った言葉。解体が目的ではなく、何かをつくるには解体作業が必要」と述べ「今、東京に不満がある人はいなくても、このままで大丈夫? と思っている人も多いでしょう。この街を強くするには再建しかない。創造的破壊、イノベーションを起こす必要がある」と述べた。

キャッチフレーズは「東京を動かそう」。「自分の中では『恥を知れ、恥を!』を上回る時間をかけて考えた」と、市長時代に議会で居眠り議員を一喝し、石丸氏の名を世に知らしめた言葉との比較で言及。「最終的には日本だが、まず動かなければいけないのは東京。動かすのは私でありみなさんだ」とも口にした。現職小池百合子知事(71)の都政を念頭に「『東京を動かそう』は、2期8年の間に(東京は)動いていたのかなという問題提起を込めたもの」とも語った。

歯に衣(きぬ)着せぬ発言に注目が集まり、安芸高田市の公式チャンネルには約26・8万人が登録。石丸氏のX(旧ツイッター)フォロワーも約40万人にのぼる。演説には数百人が集まり、地方から駆けつけた人も。写真撮影や握手タイムが取られる場面もあった。

市長時代の「キレッキレ」な雰囲気とは違う気さくさに、記者から「今日はおとなしい」と問われると「誤解している方が多いと思うが、キレキレなのはそこだけ(動画を)切り抜いているから。キレているところとマイルドなところ、全部混ざり合うと今日くらい」と笑わせた。【中山知子】

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