桂ざこばさんと“バトル”した田嶋陽子氏「いや～、困った人でしたよね」「いい味のある人」追悼

田嶋陽子氏(2016年8月撮影)

元参院議員で法大教授だった女性学研究者の田嶋陽子氏（83）が16日、読売テレビ「そこまで言って委員会NP」（日曜午後1時30分）に出演。同番組には、ぜんそくのため、大阪府内の病院で76歳で亡くなった上方落語の重鎮、桂ざこばさん（本名・関口弘）が長年、レギュラー出演していた。

番組冒頭では、ざこばさんが出演のVTRで振り返り、「ざこばさんは『たかじんのそこまで言って委員会』時代からレギュラーパネリストとして歯に衣（きぬ）着せぬ豪快なトークで私たちを楽しませてくださいました。ざこば師匠、ありがとうございました」と追悼した。

レギュラーパネリストとして長年、共演し、ざこばさんと“バトル”を繰り広げた田嶋氏は「いや～、困った人でしたよね。頭から私の言うことを反対するからね」と振り返り、「最後はちょっと変わってきて、いい人になってきた。人情味のある、なんとも言えない、いい味のある人だった」と懐かしんだ。

同番組の議長を務める読売テレビの黒木千晶アナウンサーは「たかじんのそこまで言って委員会時代から長く、この番組を支えてくださった大切な論客の1人でした」と追悼した。