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【記者の目】櫻坂46は勢いが落ちても再浮上した希有なアイドルグループ

日刊スポーツ / 2024年6月17日 5時30分

全国ツアーファイナルの東京ドーム公演で新曲「自業自得」をパフォーマンスする櫻坂46山下瞳月(撮影・上山陽介氏)

櫻坂46は業界のジンクスを打ち破った。

22年11月、前回の東京ドーム公演では、2日間計8万人を動員と発表された。アリーナの通路には空間があったように見えた。今回のようにステージバックの席まで埋まることはなく、一部のスタンド席は使用されていなかった。ライブ後、周囲には「これではメンバーもファンも現実を思い知らされてしまう。東京ドームでやる必要はなかった」「厳しいがグループに勢いを感じない」などと話すメディア関係者もいた。同年末には「NHK紅白歌合戦」連続出場も途切れた。

次から次に新しいタレントが生まれる芸能界で、1度勢いの落ちたグループが再浮上するのは非常に難しい。流行り廃りの顕著なアイドルグループでは、なおさらだろう。

それでも、欅坂46時代から一期生が築き上げてきた礎の上で、ブレずに独自の作品性を追求し磨き続けた。昨年6月発売の6枚目シングル「Start over!」が改名後最高初週記録を3年ぶりに更新するスマッシュヒット。森田ひかる(22)田村保乃(25)山崎天(18)藤吉夏鈴(22)守屋麗奈(24)とシングルセンター経験者が次々と覚醒し、この5枚看板を中心に二期生たちが揺るぎない地盤を形成した。粒ぞろいの三期生も台頭。他にもさまざまな要因が重なり、満員の東京ドームという1つの“答え”を導いた。

グループの展望を聞くと、山崎は「アイドルの概念を壊したいです」と答えた。当然簡単なことではないが、不可能を可能にした櫻坂46なら、やってくれるかもしれない。【横山慧】

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