【棋聖戦】山崎隆之八段、藤井聡太棋聖の順に入室 ５番勝負第２局

棋聖戦5番勝負第2局は藤井聡太棋聖（左）の先手番でスタート（右は後手番の山崎隆之八段、日本将棋連盟提供）

藤井聡太棋聖（竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・＝21）が挑戦者の山崎隆之八段（43）に先勝した、将棋のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負第2局が17日午前9時、新潟市「高志の宿　高島屋」で行われる。先手後手は事前に決まっており、藤井が先手、山崎が後手。

午前8時48分、山崎が先に入室した。対局室の下手にある縁側で1度立ち止まり、関係者に「おはようございます」とあいさつした後に着座した。

山崎から遅れること約1分後、今度は藤井が入室した。こちらは着座前、左側に座っている関係者に一礼した。着座すると左側に置かれた脇息（きょうそく）の位置を直し、手提げ袋の中から扇子、デジタル時計、汗ふきシート、ハンカチの4点セットを所定の場所に置いた。

8時51分、藤井は駒箱を開けて駒袋から盤上に駒を出した。1枚ずつお互いにゆっくり並べ始め、約5分後に並べ終えた。