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羽生7冠が6冠に後退 新潟市「高島屋」は将棋界の歴史の舞台 1996年の棋聖戦5番勝負第5局

日刊スポーツ / 2024年6月17日 10時14分

16日、棋聖戦第2局の前日検分を行う山崎隆之八段(左)と藤井聡太棋聖(右、日本将棋連盟提供)

藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・=21)が挑戦者の山崎隆之八段(43)に先勝した、将棋のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負第2局が17日午前9時、新潟市「高志の宿 高島屋」で始まった。

先手後手は事前に決まっており、藤井が先手、山崎が後手。

対局が行われている高島屋では、藤井は過去2戦2勝。どちらも棋聖戦5番勝負だった。初めて訪れた一昨年6月15日の第2局では永瀬拓矢王座(当時)を下した。第1局(6月3日、兵庫県洲本市)では2回の千日手指し直しの末に敗れた。ここで立て直してタイに追いつくと3連勝で防衛した。昨年は7月18日の第4局で佐々木大地七段を下し、3勝1敗で挑戦を退けている。

この対局場は棋聖戦と縁が深い。中でも1996年(平8)7月30日の第5局は、将棋界の歴史が大きく動いた。当時7冠(叡王戦はまだ創設されていない)を保持していた羽生善治棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将)が、まだ五段の伏兵にすぎなかった三浦弘行現九段に敗れた。2勝3敗で棋聖を失い、6冠に後退。7冠全制覇は同年2月14日からの「168日天下」で終わっている。

藤井はこの後の今月20日、同学年の挑戦者である伊藤匠七段(21)と2勝2敗で迎える第9期叡王戦5番勝負第5局が控えている。

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