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山口真由氏が苦言「違うんだと」東京都知事選めぐる公約出し渋り「争点は挑戦者が立てるべき」

日刊スポーツ / 2024年6月17日 11時47分

テレビ朝日(2023年10月撮影)

元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏は17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、20日に告示される東京都知事選(7月7日投開票)に出馬表明した蓮舫参院議員(56)の戦略を念頭に「さすがに駆け引きが多すぎる」と苦言を呈した。

蓮舫氏は5月27日に出馬表明したが、選挙戦で訴える詳細な公約はその場で発表せず、今月2日には「例えば私が早く出した公約と同じものを持ってこられたら、つらいなと思うところもある」と述べるなど、3選を目指す小池百合子知事(71)より先に発表した場合に、同じ内容をぶつけられることを警戒していることをうかがわせた。小池氏は14日に18日に公約を発表すると言及したが、蓮舫氏は16日になって、自身も18日に「蓮舫ビジョン」と題した公約を発表する考えを示した。

山口氏は「さすがに駆け引きが多すぎると思う。同じ時間に(会見などを)ぶつけてくるとか…」とした上で、蓮舫氏が14日の日本外国特派員協会の会見で、小池氏の政治手法を「トップダウン的」と評したことなどに触れ「それは人物評価でイメージ。違うんだと。東京都という日本の首都をどういう都市にしていくかというビジョンを見たいのに、公約の公表が遅い」と述べた。

「(公平性の観点から)告示されたらテレビも(特定の候補を)扱うことが難しくなり、その前に(各候補の)議論が出尽くさないといけない」とした上で「私は争点は立てた方が有利と思うから、挑戦者が立てるべきだと思っている。小池さんの都政にこだわる必要はなく、顕在化されているものではなく潜在的なんだけど我々が多く問題にしていることは、東京にはいっぱいあると思う。それをどんと出せばいいのに、メディアにどう映るかとか、イメージみたいな。それってどうなんだろうなと思うところがあります」と主張した。

政治ジャーナリストの田崎史郎氏も、蓮舫氏の作戦について「僕は出馬表明した際に公約を発表されるべきだったと思う」と指摘。「(早く出せば小池氏に)まねをされるからということなんですが、(出馬表明した)5月27日に公約を発表されていたら、ずいぶん蓮舫さんのイメージは変わっただろうと思う」と述べた。

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