兄はお笑い芸人！ABCテレビ新人の大石紗椰アナが大舞台での共演希望「兄妹ともに頑張れたら」

特技のポーズを取るABCテレビの新人、中村想人アナウンサー（左）と大石紗椰アナウンサー（撮影・阪口孝志）

朝日放送（ABC）テレビの新人、大石紗椰アナウンサー（23）、中村想人アナウンサー（23）が17日、大阪市内で新人アナウンサーのニュース読みデビュー“初鳴き”に先立ち、取材会に出席した。

大石アナは東京都出身で青学大出身。19日の同局テレビ「おはよう朝日です」（午前5時）、同局ラジオ「おはようパーソナリティ小縣裕介です」（午前6時30分）に出演し、ABCラジオニュース内（午前10時7分ごろ）で初鳴きする。「あこがれの先輩を見て、こんな大変なことができるか心配ですが、新人だからと甘えることなく、ABCと言えば大石と言われるようになりたい。まさか『あこがれるのをやめましょう』です」と、ドジャース大谷翔平投手の名言を引き合いに意気込んだ。

食べることが好きで、小学生時代に毎日、給食でご飯をおかわりをしていたことからついたニックネーム「どすこい」にちなみ、「『どすこい大石』と覚えていただければ」。

グルメレポが人気の同局の鷲尾千尋アナを目標に挙げ、「私も食べるのが大好き。見ているだけで幸せになれる鷲尾アナのような存在になりたい」と笑顔を見せた。

アナウンサーには高校卒業前からあこがれはあったが、「なれるわけがない」とも思っていた。背中を押したのは6歳年上の芸人の兄だった。

「吉本興業で芸人をしている『鬼ぷりん』の大石です。売れっ子芸人になるという狭き狭き門にチャレンジし続ける兄の姿を見て、私もチャレンジするのはありかと思えるようになりました」

同局に入社が決まった後、兄からは「いつか2人で共演しような」と声をかけられており、「ABCといえばお笑いグランプリ、M－1グランプリがあるので共演できればと思うんですが、兄はまだネタがなくって…。兄妹ともに頑張れたらいいなと思ってます」と、大舞台での共演を楽しみにしていた。