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森崎ウィン「取ったどぉー!」監督初挑戦作が24年度米アカデミー賞短編部門ノミネ候補推薦作品に

日刊スポーツ / 2024年6月17日 18時8分

ライブアクション部門ジャパン&東京都知事賞の受賞を喜ぶ森崎ウィン監督(左)と中尾ミエ(撮影・足立雅史)

アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」アワードセレモニーが17日、都内で行われ、森崎ウィン(33)が監督に初挑戦した「せん」が、ライブアクション部門のジャパンで優秀賞と東京都知事賞を受賞した。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジアは、2004年(平16)に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されており「せん」は、24年度の米アカデミー賞短編部門ノミネート候補として、同映画祭から米国アカデミー協会への推薦作品となった。

森崎は「このたび、初監督したミュージカル映画が賞をいただけたことを感謝しています。チーム一丸で受賞でき、幸せ」と受賞の喜びを語った。そして「賞を取るの。慣れていないので、やりたいことが1個だけ…取ったどぉー!」と叫び「マジで幸せ」と、全身で喜びを表現した。

「せん」は、森崎が千葉雄大(35)仲里依紗(34)福士蒼汰(30)とともに、人気俳優が短編映画の監督に挑戦するプロジェクトの第4弾「WOWOW アクターズ・ショート・フィルム4」で、監督に挑戦した作品。主演は中尾ミエ(78)で、中尾を演じる田舎暮らしをするおばあさんが、ちゃぶ台で役場の若者(鈴木伸之)と朝食をとり、縁側で配達員とお茶飲み話をする、いつもと変わらない日常に微細な不協和音が聞こえてくる物語。

受賞の檀上には、中尾も登壇した。「(受賞は)全く予想していなかったもので…2、3日前に話が来て。ただ出席すれば、いいと思った」と驚きを口にした。そして「ウィン君に頼まれた時、ちょうど1シーンくらいかと思ったら主役でエーッと。よく、この時代に年寄りの私を主役にしてくれた」と森崎に感謝。「世の中は動いていても、年寄りは、生きている…幸せで最後まで生きられると、心が温かくなった、こんな映画を作ってくれてありがとう。ミュージカル…目立たないように演じたので本当にうれしい」と感謝を繰り返した。

「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」は、米国俳優協会(SAG)会員でもある俳優の別所哲也(58)が、米国で出会ったショートフィルムを、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの思いから、1999年(平11)に「アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル」として創立。01年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル」に改めた。オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)ノンフィクション部門、アニメーション部門優秀賞(22年から)の5作品が、米アカデミー賞短編部門へのノミネート候補として推薦される。

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