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南野巴那 初ドラマ決定時を思い出し涙 大島優子の演技見て衝撃受け役者目指す「欲を言えば…」

日刊スポーツ / 2024年6月18日 5時1分

「音楽劇あらしのよるに」でダブル主演する南野巴那

女優南野巴那(23)が日生劇場ファミリーフェスティヴァル2024「音楽劇あらしのよるに」(8月24、25日)で、ダブル主演する。絵本作家木村裕一さん(46)による同名絵本が原作。これまでにさまざまなジャンルでメディア化されている。オオカミのガブとヤギのメイによる種属を超えた友情の物語で、南野はメイを演じる。【川田和博】

   ◇  ◇  ◇  

南野が役者を目指したきっかけは元AKB48大島優子(35)への憧れだった。「アイドル時代の大島さんが好きでしたが、『東京タラレバ娘』で全く違う性格の役を演じているのを見て衝撃を受けました。役者さんは1回の人生でいろんなものになれるんだって。そうなりたいと思いました」。

その頃は本格的にバレエに取り組んでいた。中学1年時、ミュンヘン国際サマーワークショップでドイツに短期留学もしている。

そのバレエ教室にオーディション番組が入り、そこでダンス&ボーカルグループでのデビューを勝ち取った。だが、芝居への憧れを捨てきれなかった。「音楽もすごく好きなので、その間は楽しくやらせていただいたのですが、やっぱりお芝居にチャレンジしてみたいと思いました」。その思いを伝えると、周囲は快く送り出してくれた。

その後、洗足学園音楽大学ロック&ポップスコースのボーカル科に進学した。役者を目指していたがなぜ? 「歌が好きだけど苦手で、うまくなりたくて」と告白。「ダンス&ボーカルグループで2年間ポップスをやったけど、それが結構苦しい思いでした。その努力が水の泡になるのはもったいないと思い、ちゃんと学校で学びたいと思って専攻しました」。

大学在学中、憧れの大島優子が所属する太田プロのオーディションを受け合格。だが「事務所に所属して1年くらいはドラマのお仕事が決まらなくて…」。そんなある日、「マネジャーさんに事務所に呼ばれて『これに出てね』と言われて台本をもらって。うれしすぎて帰り道で号泣しました」と話すと、その思いがよみがえったのか涙を浮かべた。

その涙を拭いながら「まだまだ学ぶことがたくさんあってワクワクしています。いろんな場所でいろいろ学ばせていただける環境がありがたいです。表現することが好きなので、今回、歌で表現できるのも楽しみです」と話した。

また、「欲を言えば…」と小声で切り出すと「ドラマで大島さんとご一緒したいです。いつかできるように頑張りたいです」と目を輝かせた。

現在、同作の稽古中だ。「経験が浅い私は誰よりも頑張らなければいけない。新人だからこそ食らい付いて、分からないことは先輩たち聞いて、この作品のために動いていけたらなと思っています」と前向きだ。

「小さいお子さんから大人の方まで楽しんでいただける、いろんなメッセージ性がある作品です。命をかけてでもお互いを守りあう友情を感じ、大切な人を思い出せるような時間になればうれしいですし、みなさんが好奇心を全開にして楽しんでいただけるように稽古をがんばります」。そんなメッセージで締めくくった。(おわり)

◆南野巴那(みなみの・はな)2001年(平13)4月2日生まれ、大阪府出身。18年3月ダンス&ボーカルグループ「Re:Complex」でメジャーデビュー、19年8月に卒業。21年太田プロのオーディションで特別賞受賞。NHK・Eテレ「にほんごであそぼ」のは~な役を担当。

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