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小池百合子知事「子育て、教育にお金のかからない東京目指す」都知事選の政策公約を発表

日刊スポーツ / 2024年6月18日 11時22分

東京都の小池百合子知事(2024年6月撮影)

東京都の小池百合子知事(71)は18日、3選を目指して出馬を予定している東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)で訴える政策を発表する記者会見を、都庁内の会見室からオンラインで開いた。

勝負カラーの緑のスカーフを身につけた小池氏は、「もっと!よくなる!東京大改革3・0」「これからも都民のために。都民とともに」のキャッチフレーズを掲げ、「大目的は東京を世界で1番の街にすること。そのためには都民の暮らしと命を守り、災害を守る。『首都防衛』こそが必要だ」と強調した。

都内の18歳以下の子どもに月5000円を支給する子育て支援策「018サポート」や高校授業料の実質無料化など、現在進める肝いり政策に触れた上で「子育て、教育にお金のかからない東京を目指す」と、子育て支援策の拡充に力を入れる考えを表明。子育て世代の家賃負担の軽減や、無痛分娩(ぶんべん)への助成制度新設などを掲げ、学童保育の待機児童解消を目指す考えも示した。

東京では、先日発表された合計特殊出生率が1を割り0・99となり「0・99ショック」との声もあるが「『1・57ショック』は34年前の話。これまでの危機感の欠如が今になって数字に表れている」と反論した。

「8年前、崖から飛び降りる形で知事選に出馬した。1400万の都民の命と暮らしを守り、心から全身全霊で取り組んだ。8年のうち1200日はコロナとの戦いで、史上初めて1年遅れ、無観客で東京2020大会も行われた」と2期8年を振り返り、「都政の歴史に残る8年だった」「かつてない難局の中で、従来のなれ合いや慣例に挑んだ」などと自賛した。

「時代はすごいスピードで変化し、少子高齢化、自然災害、構造的課題も山積している。明るい未来への希望をもってもらうには『東京大改革』がもっとバージョンアップしないと間に合わない。こうした思い、危機感を『もっと!よくなる!』に込めた」と口にし「『東京大改革3・0』で進めるのは都民の命と東京の未来を守る首都防衛にほかならない。これまでの積み重ねを礎として、都と都民が直面する課題に真正面から向かい合っていく」とも訴えた。

都知事選にはこのほか、蓮舫参院議員(56)、広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら50人近くが出馬を予定しており、前回2020年の22人を上回り、過去最多の立候補者数となることが見込まれている。

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