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小池百合子知事「7つのゼロ公約」に言及「ビジョン掲げた」「政策目標は9割が着実に推進」主張

日刊スポーツ / 2024年6月18日 11時57分

東京都の小池百合子知事(2024年6月撮影)

東京都の小池百合子知事(71)は18日、3選を目指して出馬を予定する東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)の政策発表記者会見をオンラインで行った。その際、最初の2016年都知事選で掲げた「7つのゼロ公約」に言及した。

小池氏に対しては、同様に都知事選出馬を表明している蓮舫参院議員(56)が、「待機児童」「満員電車」「残業」「ペットの殺処分」「介護離職」「都道の電柱」「多摩格差」の7項目について「ゼロ」にするという、1期目の公約の達成度に疑問を呈する指摘をしている。

この日の会見で小池氏は「8年前、7つのゼロを目指すというビジョンを掲げた」という表現で言及。「目指すべき将来の社会像を端的に示したもので、東京大改革ではこれらのビジョンを元に、都民のための生活実現を進めてきた2期8年だった」と訴えた。

その上で、過去2回の都知事選で発表した政策について「これまで都民のみなさんにお示ししてきた1期目、2期目のお約束である『未来の東京戦略』の中には、164の政策目標を盛り込んでいる。新型コロナで達成できなかったのが約10項目あり、そうすると154項目になるが、今の進捗(しんちょく)状況は90・3%。すでに139項目は着実に推進している」と、164の政策目標については推進されていると強調した。

都知事選にはこのほか、広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら50人近くが出馬を予定しており、前回2020年の22人を上回り、過去最多の立候補者数となることが見込まれている。

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