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北野武監督が米Amazon MGMと組み監督・脚本・主演の長編映画製作「世紀の鬼才」と熱視線

日刊スポーツ / 2024年6月19日 7時0分

Amazon MGMスタジオ インターナショナル・オリジナル責任者のジェームズ・ファレル氏(左)と北野武監督

北野武監督(77)が配信大手・米Amazonの映画、ドラマ製作部門Amazon MGMスタジオとタッグを組み、監督・脚本・主演を務める長編映画を製作すると19日、同社が発表した。

北野監督は「映画を撮り始めて数十年が経ちましたが、各国で映画製作をしているAmazon MGMスタジオとタッグを組むのは自分自身にとっても新たな挑戦でわくわくしています」と期待感を口にした。

97年に「HANA-BI」が、ベネチア映画祭(イタリア)で邦画としては40年ぶりに最高賞の金獅子賞を受賞するなど、北野監督は世界で評価が高い。19年に出版した自身初の歴史長編小説を映画化した、昨年公開の「首」も、カンヌ映画祭(フランス)カンヌ・プレミア部門に出品された。興行収入も11億円超と、興行面でも結果を出した。

Amazon MGMスタジオは、北野監督とのタッグを各国の優秀なクリエーターの作品を世界に届けるべく掲げる「Home for Talent(才能ある人が集まる場所)」を象徴する歴史的取り組みと考えている。インターナショナル・オリジナル責任者のジェームズ・ファレル氏は、同監督を「型破りなスタイルで世界中に驚きと感動を与え続けている」「日本が誇る世紀の鬼才」と評し、「世界のキタノがどのように暴れてくださるか、とても楽しみ」と期待した。

タイトル含め詳細はベールに包まれているが、北野監督は「首」公開前の昨年11月に都内で開いた会見で「暴力映画におけるお笑いというテーマで製作に入っています」と新作に着手したことを明かしている。今回の発表との因果関係は不明だが「現在鋭意制作中なので、続報にご期待ください」と意味深に語った。

◆Amazon MGMスタジオが手がけた作品 今年の米アカデミー賞で脚色賞を受賞した米映画「アメリカン・フィクション」(コード・ジェファーソン監督)を製作。また、昨年の米ゴールデングローブ賞で外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画「アルゼンチン1985~歴史を変えた裁判~」(サンティアゴ・ミトレ監督)のように、海外作品も手がける。ドラマでは、竹内涼真(31)が主演し、10月から240以上の国や地域で世界独占、同時配信配信される「龍が如く Beyond the Game」(武正晴監督)も手がけるなど、日本にも熱視線を送っている。

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