カンテレ大多亮新社長、STARTO社所属タレント起用は「SMILE－UP．社の補償見ていく」

関西テレビの大多亮代表取締役社長（撮影・阪口孝志）

関西テレビ（カンテレ）の大多亮新社長（65）が19日、同局で夏季社長会見に臨み、4月に始動したSTARTO ENTERTAINMENTについて言及した。

大多氏は81年にフジテレビに入社。プロデューサーとして同局系ドラマ「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」など大ヒットドラマを多く手がけた。22年の役員人事で専務取締役に昇格し、編成担当役員となっていたが、今回、系列局である関西テレビの新社長に就任した。

大多氏は「キャスティングの起用基準はあってしかるべき」ときっぱり。STARTO社の福田社長らとは何度か会って突っ込んだ話をしているといい、「SMILE－UP．社（旧ジャニーズ事務所）がしっかりとした補償を随時きちんと進めているかというところが大きい。そこが遅れているとか進んでいないとあれば我々もさすがに厳しい。つぶさに見ていく中での起用、スピードアップはしてほしいし、それを見ながらの起用を進めていきたい」と話した。