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カンテレ大多亮新社長、ドラマと原作者の関係「会って話すのが基本中の基本」脚色の難しさも指摘

日刊スポーツ / 2024年6月19日 19時26分

関西テレビの大多亮代表取締役社長(撮影・阪口孝志)

関西テレビ(カンテレ)の大多亮新社長(65)が19日、同局で夏季社長会見に出席。テレビドラマと原作者との関係について私見を述べた。

今年1月、昨年10月期の日本テレビ系連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんが亡くなる悲しい出来事があった。

大多氏は81年にフジテレビに入社。プロデューサーとして同局系ドラマ「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」など数々の大ヒットドラマを手がけた過去がある。22年の役員人事で専務取締役に昇格し、編成担当役員となっていたが、今回、系列局である関西テレビの新社長に就任した。

大多氏は、他局の話なのでコメントしづらいと前置きした上で、「できる限り、原作者の方と出版社の方も入って、制作意図などを話すのは基本中の基本」と指摘。自身が手がけたドラマはオリジナルのものが多かったため、セクシー田中さんのような問題が起きることはなかったが、「僕らがもっとやっておかなければいけなかったのかな」とも語った。

理想としては、全放送回の脚本を作りあげた上で、「『こういうふうに作りたい』と原作者の方と出版社の方と会って、話をするのが比較的リスク回避できると思う」としたが、「ドラマの現場は生き物なので、この先に脚色が入る。脚色した脚本を生身の人間が演じて、生身の人間が演出する。イメージが膨らんで『こう撮りたい』というのが絶対にある。どこまで許されるのかはあるが、テレビ番組として、映画としての広がりがなくなるので、脚色部分との整合性もある」と、映像にする上での難しさも指摘した。

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