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江口のりこ&内田慈&古川琴音が壮絶“乱闘” 元レスリング日本代表の青山フォール勝ち「怖っ」

日刊スポーツ / 2024年6月19日 21時33分

映画「お母さんが一緒」完成披露上映会に登壇した、左から橋口亮輔監督、内田慈、江口のりこ、古川琴音、青山フォール勝ち(撮影・村上幸将)

江口のりこ(44)内田慈(41)古川琴音(27)が19日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画「お母さんが一緒」(橋口亮輔監督、7月12日公開)完成披露上映会で、壮絶な姉妹乱闘シーンを振り返った。

江口は親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹の長女弥生、内田は次女愛美、古川は三女清美を、それぞれ演じた。弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、愛美は優等生の弥生と比べられてきたことを恨み、清美は姉2人を冷めた目で観察するが、ともに「母親みたいな人生を送りたくない」という共通の思いを抱える。そんな3人が、温泉宿で繰り出される母親への愚痴が徐々にエスカレートし、お互いを罵倒する修羅場へと発展する物語。

撮影は23年9月に山梨県内で撮影した。江口は「とにかく、あの1室にとじこもって何日も、何日もやっていたので、とても大変でした」と振り返ると、内田は「結構、乱闘シーンもあったので、ケガとかしないよう頑張りました。監督、演出部が演じて見せてくれたので、安全に乱闘シーンをやりました」と続いた。古川は「乱闘シーンに関しては記憶にないんですけど、土臭く見えると思ったら青春に見えた」と笑顔で振り返った。

橋口亮輔監督(61)は「青山君は、レスリングで代表になるくらいの人なんで…あとは青山、任せた!と」と、清美がサプライズで用意した恋人・タカヒロを演じた、元レスリング日本代表のお笑いトリオ・ネルソンズの青山フォール勝ち(38)に視線を送った。青山は「圧倒された。女の人、怖っと思った」と笑った。パンツ1枚になるシーンがあったが? と聞かれると「もう少し鍛えておけば良かった」と苦笑した。

「お母さんが一緒」は、キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位をはじめ、15年の国内の映画賞を席巻した「恋人たち」の橋口亮輔監督の、同作以来9年ぶりの長編監督作。ペヤンヌマキが同年に発表した同名の舞台を脚色したドラマシリーズが、新たに再編集され映画となった。

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