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ドクター・中松氏、都知事選立候補届け出、GPTs「答えマース」設置 「発明選挙」開始

日刊スポーツ / 2024年6月20日 11時14分

ドクター・中松氏=2024年6月13日

国際創造学者・発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=95)が20日、東京・新宿の都庁で、この日、告示された東京都知事選(7月7日投開票)への立候補の届け出を済ませた。自身の公式X(旧ツイッター)では、公式GPTs「答えマース」を設置した。

中松氏は95歳と高齢であることも踏まえ、街頭演説に立ったり選挙カーに乗るなど、従来の選挙戦は展開しない考えを13日に都庁で開いた会見で明らかにしていた。どう選挙戦を展開していくかの詳細は明かさなかったが「まず、選挙が始まって、私の行動をぜひご覧下さい。他の候補ができないやり方で選挙をします。誰も考えていないような、見たことのないやり方…発明的な選挙をやります」としていた。

「答えマース」には、この日、先にXに投稿した物価高や貧困の解決、災害への対処、環境改善といった自身の政策を落とし込んでいる。これで24時間、政策についての質問にも、本人に成り代わって「答えマース」が回答含め、やりとりするという。

AIゆえに、回答がうまくいかない場合も想定されるが、その際は「答えマース」を随時、調整し、それでもうまくいかない場合は、中松氏自らその都度、適切に対応するという。まずは時代の最先端を行くAIを選挙に取り入れ、自身がうたう「発明選挙」を実行することを優先したかっこうだ。

中松氏にとって、今回の立候補は1991年(平3)4月を皮切りに都知事選7回、衆院選3回、参院選6回の計16回出馬してきたが、出馬は14年12月の衆院選以来9年半ぶり。都知事選では、14年2月以来10年ぶりの出馬となった。同氏は「国民は税金を払っているのに、政治家の特権と言わんばかりに、ふらちな行為が横行している。今の政治の体たらくは見ておけない。国民の1人して私も憤慨している」と、自民党の裏金問題に端を発した一連の問題が出馬の理由と明らかにしている。

26日の誕生日で96歳を迎える中での出馬自体、極めて異例だが、当選した場合、任期中に100歳になる。21年12月29日に脳幹梗塞で救急搬送され、23年末には心筋梗塞で手術も受けており、質疑応答の中で、果たして公務を遂行できるのか? と質問が出た。中松氏は「都の優秀な人を抜てきし、一体となってやる」と説明。公務が過密になれば、有権者からの不安の声も出てきかねないが? とさらに追及されると「都庁の優秀な人とタッグを組んでやればできる」と、公務は可能との考えを示している。

今回の選挙を「人生の集大成」と位置付けており「私は無私無欲。利益を全て、都民に還元する。私はサムライ政治をやりたい」と訴えた。

都知事選にはこのほか、3選を目指す現職の小池百合子知事(71)や、広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、この日で参院議員を自動失職した蓮舫氏(56)ら50人以上が出馬する予定。前回2020年の都知事選の22人の倍増以上となる見通しだ。

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