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厳戒態勢!小池知事の第一声は屋内の選挙事務所内で 4月補選の妨害行為影響か 都知事選

日刊スポーツ / 2024年6月20日 12時4分

都知事選「出発式」で第一声行う小池百合子知事(撮影・中山知子)

東京都知事選は20日、告示された。3選を目指す現職の小池百合子知事(71)は、新宿区内の選挙事務所で「出発式」を行い、約30人の支援者らの前で「第一声」を行った。通常の選挙の第一声とは異なり、現職ということもあって厳重な警備が敷かれるなど、厳戒態勢で行われた。

   ◇   ◇   ◇

勝負カラーの緑のジャケット姿で現れた小池氏はあいさつの冒頭で、4月の衆院東京15区補選でつばさの党の妨害行為を受けたことを念頭に言及。「4月の(補選の)亀戸での第一声は、あまりにもプレッシャーが大きかった。今回は大丈夫かという不安を抱きながらだ」と、屋内での第一声になったことについて説明した。出発式には、赤ちゃんを連れた若い女性ら約30人が訪れた。部屋に入りきれなかった人は、モニターで見守った。

4月16日の衆院東京15区補選では、小池氏が支援した乙武洋匡氏の第一声に、つばさの党の代表らが、乙武氏や小池氏に大音響のマイクでヤジを飛ばすなど、妨害するような行為を繰り返した経緯がある。

今回の選挙戦は知事の公務との「二刀流」で、出発式を終えるとすぐに次の公務に向かった。

都知事選にはこのほか、広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、この日で参院議員を自動失職した蓮舫氏(56)ら50人以上が出馬する予定。前回2020年の都知事選の22人の倍増以上となる見通しだ。

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