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【宝塚】宙組公演9カ月ぶり再開 団員急死をめぐる経過

日刊スポーツ / 2024年6月20日 14時26分

宙組公演が約9カ月ぶりに行われた宝塚大劇場(撮影・村上久美子)

昨年9月に25歳団員が急死して以降、上演が取りやめられていた宝塚歌劇の宙組公演が20日、兵庫・宝塚大劇場で、約9カ月ぶりに再開した。

  ◇  ◇  ◇

◆宝塚歌劇団の宙組団員急死をめぐる経緯

▼23年2月 宙組の団員同士でのトラブルについて週刊文春が報道

▼同 宙組幹部4人が団員を呼び出し人格否定のような言葉を浴びせる。劇団は、公式ホームページに「いじめ」は「全くの事実無根」と発表

▼同9月27日 下級生の衣装取り扱いをめぐり衣装部から注意があり、落ち度のなかった急死団員に、上級生らが「責任がある」と叱責

▼9月30日 団員が自宅マンション敷地内で急死。兵庫県警は自殺の可能性が高いとみて捜査

▼10月1日 宝塚大劇場で上演中だった宙組公演について急きょ中止。以後、再開されることなく、続く東京宝塚劇場も全日程中止

▼同7日 歌劇団が弁護士らの調査チーム設置を発表

▼11月10日 団員の遺族代理人が記者会見し歌劇団側に謝罪と補償を要求

▼同14日 歌劇団側も記者会見し、調査報告書と改革案を発表

▼同22日 西宮労働基準監督署が歌劇団に立ち入り調査

▼同12月18日 歌劇団がパワハラを否定する調査報告書を公式サイトから削除

▼24年2月27日 遺族代理人が記者会見し、歌劇団側がパワハラの約半数を認めたが合意には至らずと主張

▼3月5日 5月開幕の宙組公演について、上演見合わせを発表

▼3月28日 歌劇団の親会社阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が遺族に直接謝罪、双方が合意を発表。急死団員は退団に

▼同31日 宙組に所属する急死団員と同期の娘役ら2人が退団発表

▼4月13日 宙組公演「Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ他m」(宝塚大劇場=6月20~30日、東京宝塚劇場=7月20日~8月25日)を発表。団員急死以来、約9カ月の宙組公演で、ショーのみの特別公演。主演はトップ芹香斗亜とトップ娘役春乃さくら

▼同23日 同宙組公演の出演者が発表され、宙組所属、全62人の名前が掲示

▼5月7日 宙組団員2人が同日付で退団したと発表。2人は急死団員の1年後輩、104期生。宙組総勢60人なり、他4組より10人以上少ない構成に

▼同14日 改革を「実効性の高いものとするためのサポート体制」として、外部有識者で構成されるアドバイザリーボードを今年4月1日付で設け、4月25日に「第1回アドバイザリーボード」を開催したと発表

▼同21日 同日付で、在団していた急死宙組団員の妹が退団

▼6月4日 10~11月にかけ、宙組が全国ツアー、宝塚バウホール公演を行うと発表。全国ツアーの主演はトップ芹香、トップ娘役の春乃

▼同12日 6月5日に「第2回アドバイザリーボード」を開き、「稽古場運営業務の見直しに向けた検討を7月から始める」ことや、常駐医師を1人増員したことなどを発表

▼同14日 大阪市内で、阪急阪神ホールディングス(HD)の定時株主総会が開かれ、角和夫代表取締役会長が「昨年の宝塚歌劇団員逝去の件について」公の場で初めて言及。「株主の皆様はじめ、多くの皆様にご迷惑、ご心配をおかけしました。心よりおわびもうしあげます」と謝罪した。

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