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草笛光子主演映画「九十歳。何がめでたい」前日あいさつ「90歳をよろしく」元気に手を上げた

日刊スポーツ / 2024年6月20日 17時51分

映画「九十歳。何がめでたい」祝公開前日祭で木村カエラ(右)から花束を贈られ、右手を上げて喜ぶ草笛光子(撮影・村上幸将)

草笛光子(90)が20日、東京・丸の内ピカデリーで行われた主演映画「九十歳。何がめでたい」(前田哲監督、21日公開)祝公開前日祭で、100歳の原作者・佐藤愛子氏から祝福のメッセージを贈られた。

映画は、23年に100歳を迎えた直木賞作家・佐藤愛子氏のベストセラー・エッセー集「九十歳。何がめでたい」と「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」を実写化。草笛は劇中で、数々の文学賞を受賞してきた小説家の佐藤氏本人を演じた。

舞台あいさつの中で、佐藤さんからのメッセージが代読された。

「草笛さん、映画の完成、おめでとうございます。お疲れさまでした。肺炎になられたと聞いて、びっくりしましたけど、回復されたと聞いて、まだまだ若い…安心しました。100歳になった、このごろは、のんびりというのが、どういう状態か分からなくなりました。ぼんやりしていたのか…あの頃は元気だった。90歳の草笛さんと100歳の佐藤の、のんびりは違うと思います。いつか話し合いましょう。お元気で」

草笛は「しがみつきたいくらいうれしい」と喜んだ。そんな草笛について、前田哲監督(51)は「AIでもない、吹き替えもない。本物です。2カ月の撮影、演じきった。たまに寝坊して遅刻しましたけど、2カ月、演じきったのは奇跡。みんな、仲良し過ぎてやりにくかったんですけど」と撮影中の様子を振り返りつつ、たたえた。

草笛は、主題歌「チーズ」を書き下ろした木村カエラ(39)から花束も贈られた。木村からは「佐藤愛子先生の、すごく潔い生き方、スカッと晴れた空のような世界観が格好いいなと思い、軽快な音楽にしたいと思って作った。すごくシンプルに生きる力があって、歌詞として描けたらと思って作った」と楽曲の説明があった上で「この情報が多い中、心が素直でいればいいと思えた、私の好きな映画」と映画を絶賛された。

草笛は、舞台あいさつの最後に「私も、90歳になりました。何がめでたいか分からないけれど、コロコロコロコロ90歳が回っている。90歳をよろしく」と、元気に手を上げて客席に呼びかけた。

唐沢寿明(61)真矢ミキ(60)藤間爽子(29)LiLiCo(53)宮野真守(41)も登壇した。

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