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自民議員が岸田首相を批判 代議士会欠席受け「この場であいさつすべきでは?」賛同拍手で騒然

日刊スポーツ / 2024年6月20日 18時19分

20日の衆院本会議前に行われた自民党代議士会で、岸田文雄首相が出席していないことを、所属議員が批判するひと幕があった。

裏金問題への対応を含めた岸田首相の政権運営への不満から、地方の自民党議員らから公然と退陣論が出ているが、この日の本会議は、立憲民主党が提出した岸田内閣に対する不信任決議案の採決だったこともあり、所属議員への説明すらないことへの不満が、身内から吹き出した形となった。

首相の対応に疑問を唱えたのは、津島淳衆院議員。茂木敏充幹事長が率いる茂木派の議員で、自ら発言を求めた。「内閣不信任案の否決という大事な場面に向かおうとしている時、率直な思いを申し上げます」とした上で「本来、岸田総裁がこの場に来てあいさつすべきではないか」「『皆さんにお話ししたい。釈明したい。さまざまなご苦労をねぎらいたい』という心からの思いを発するべきではないか」と訴えた。

代議士会には岸田首相との溝が取りざたされる麻生太郎副総裁や茂木幹事長ら党幹部も出席しており、津島氏の発言を真横で聞いていた。津島氏の指摘に賛同するような拍手も起き、一瞬、騒然とした雰囲気になった。

内閣不信任決議案は与党の反対多数で否決された。とはいえ、党内に渦巻く岸田首相への不信感の大きさがあらためて表面化。首相の求心力がいかに低下しているかを物語るシーンだった。

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