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三味線漫談家の松乃家扇鶴さん81歳で死去 パーキンソン病、20年の寄席以降長期療養中だった

日刊スポーツ / 2024年6月20日 18時48分

※写真はイメージ

三味線漫談家の松乃家扇鶴(まつのや・せんつる、本名:平野英治、ひらの・えいじ)さんが亡くなったことが20日、分かった。所属の落語芸術協会が発表した。20日午後1時29分、パーキンソン病のため、埼玉県内の病院で亡くなった。81歳だった。葬儀は近親者にて執り行われる予定とした。

1943年(昭18)2月22日生まれで東京出身。長唄、端唄(名取師範)を経て、70年に女道楽の千家松人形師に師事。91年、落語芸術協会の高座に上がる。95年、落語芸術協会準会員となりのち正会員に「音曲・扇鶴」。02年に「松乃家扇鶴」となる。

20年正月二之席、浅草演芸ホールが最後の寄席出演となり、その後は長期にわたり療養中だったという。

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