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アニメ音楽イベントの生成AI画像利用問題 主催団体代表が謝罪「製作者の脅威であると認識」

日刊スポーツ / 2024年6月21日 9時49分

芸能社会ニュース

東京・池袋を拠点とするアニメ音楽専門オーケストラ「池袋アニメーションフィルハーモニー」代表でサックス奏者の松下洋氏が21日までに、イベントのチラシに「生成AI」で作成した画像を使用した問題について謝罪した。

7月10日に開催される同オーケストラの「第一回演奏会」(渋谷・さくらホール)のチラシをめぐり、出演予定だった人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」などのヒット曲で知られる歌手高橋洋子(57)が参加を辞退することを発表。同オーケストラの実行委員会は、高橋側から「アニメ音楽に関わる立場として、こうした状況での出演は好ましくないというご意見を預かりました」との連絡があり、出演辞退となったことを明かして謝罪していた。

この問題を受け、松下代表があらためて同オーケストラ公式サイトに謝罪文を掲出。「数々のご意見を拝見し、生成AIを取り巻く問題は全ての製作者の脅威であるとしっかりと認識いたしました」とし「当団体は『アニメ文化を伝統へ!』と掲げている通り、生成AIについて、それらを推進する姿勢はございません」と説明した。

その上で、「アニメ愛を謳い演奏活動をするのであれば、イラストレーター様やアニメ関係の皆様へのリスペクトを何より大切にするべきだったと猛省しております。もしそれを見据えることが出来ていれば、今回の問題を未然に防ぐこともできたのではないかと考えています。原因は私自身の勉強不足にあることは明白であり、チラシで取り扱う内容に対して、配慮の無さや見識の甘さがございました。そのような部分から派生した随所での判断ミスや対応の遅れにより、今回の事態を招いてしまったと考えております。この反省を踏まえ、生成AI問題への理解をより一層深めていく所存です」とした。

続けて「当団体の理念に賛同してくださった演奏者の皆様、高橋洋子様、協賛企業の皆様への対応も、それぞれに対しての理解や敬意に欠けておりました。そして、頑張ってくれていた実行委員にまで大変辛い思いをさせてしまっておりました」と反省。「書ききれないほどの不手際の連続で、多方面の方々へ配慮のない結果ばかりを招いてしまったことを無知ゆえの行いと自認し、しっかりと受け止めています。この度は、本当に、本当に申し訳ございました」と謝罪した。

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