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羽鳥慎一アナ「異様」都知事選のポスター掲示板占拠受け候補者予定者の「事前審査」に言及

日刊スポーツ / 2024年6月21日 10時52分

羽鳥慎一アナ(2023年1月撮影)

フリーアナウンサー羽鳥慎一(53)は21日、MCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、20日に告示された東京都知事選(7月7日投開票)をめぐり、本筋の選挙戦以外のところで多くの混乱が起きていることを踏まえ、立候補者の「事前審査」のあり方に言及した。

今回の都知事選をめぐっては、都の選挙管理委員会が当初想定した選挙ポスターの掲示板の枠、最大48人を上回る56人が立候補。一部政治団体が24人を立候補させたことが一因で、この団体は、寄付をすれば都内にある約1万4000カ所の掲示板の中で、1カ所にポスターを張ることができるとして「ポスター掲示板ジャック」を慣行。現在の公職選挙法には触れない行為であることも含め、問題視する声が強まっている。

掲示板には48番までに届け出た候補者のポスターしか貼れず、掲示板の増設は行われなかったことから、このあおりを受け、届け出が49番以降の候補者は、掲示板にポスターを張るクリアファイルや画びょうなどが支給され、自分ではって固定するという異例の対応を余儀なくされた。候補者間にも不公平さが生じる深刻な事態となっている。

日本国民で、満30歳以上、法務局への供託金300万円を用意できるという条件を満たせば立候補は自由だが、羽鳥は「年齢とかをクリアすればだれでも出ていい。権利なんですが、こうなってくると(立候補予定者の)事前審査というか、一定のところを考えないといけないということになってくる」と指摘。これを受け、元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「本当はそんなことはしたくないんです。権利なんです。だれもが(選挙に)出てもいい。これが民主主義の基本」とした上で「ルールがないから、こういうことになるなら、ルールをつくらざるを得ない。こういうこと(ポスター掲示板占拠)があった以上は、これからもあり得るということで、法を変えるしかないと思います」と応じた。

羽鳥は「見ていると、どうなんだろう、このポスター掲示板の今の状況は…という、本当に異様な状況。これが選挙なのだろうかというふうに思う人が本当に多いと思う」とも、指摘した。

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