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小籔千豊「かわいそうですね」 証人出廷のaikoを思いやる

日刊スポーツ / 2024年6月21日 15時12分

小籔千豊(2024年5月撮影)

お笑い芸人の小籔千豊(50)が21日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。シンガー・ソングライターaiko(48)が、自身が代表取締役を務める芸能プロダクション会社「buddygo」に約1億円の損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)の罪に問われた元取締役千葉篤史被告(58)の公判に証人出廷し、「(元取締役に)洗脳されていた」などと証言していたことについて言及した。

番組MCの青木源太アナウンサーから、この話題を振られた小籔は「aikoさんはすごい歌詞も作って歌いはって、長いこと活躍されてるから、歌のことをずっと考えてはって、ライブもめちゃくちゃ人気ある。任せてたから、だまされたというか、残念やっていうのはホンマそうやなと思います。かわいそうですね」。

山岸久朗弁護士は、千葉被告が起訴内容を否認して無罪を争っていることに着目。ポイントについて「有罪か無罪かはあるが、日本の有罪率は99・9%ですから、仮に有罪となったときに実刑に、刑務所にいくかどうか。背任罪は財産罪なので被害弁償できるかどうか。そこが許されるか許されないかのポイント。ところが無罪を争ってるから被害弁償するわけにもいかない。そのまま有罪となると、ストレートに実刑で刑務所に入る可能性もある。そこをどう手当てするのか弁護士目線ですごく気になる」と解説した。

自身も5人組バンド「ジェニーハイ」のメンバーとして音楽活動を行う小籔は、「ゲスの極み乙女」のベーシスト休日課長のように、自身でお金をしっかりと管理できるミュージシャンもいるとしつつ、「僕も含め、aikoさんも一緒にしたら悪いですけど、なんとなくわーってこの世界に入って、ネタとか歌を考えてきたもんで、そんな会社の細かいとこまでつぶさに見てる人はだいぶ少ないと思う」。

千葉被告は、ツアーの販売グッズを本来より高い代金で知人から仕入れたとされており、小籔は「『仕入れ値、こんだけやねん』って言われたら、『あー、そうなん』やろうし。aikoさんくらいになると、1個1個、タオルは、ペンライトはナンボで仕入れてとかしてはらへん。そんなんわからへんと思う」とaikoを思いやった。

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