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れいわ山本太郎氏「静観」都知事選は独自候補擁立目指すも断念と明かす「次の戦いへ準備進める」

日刊スポーツ / 2024年6月21日 18時48分

国会内で不定例会見を開いたれいわ新選組の山本太郎代表(撮影・中山知子)

れいわ新選組の山本太郎代表は21日、国会内で開いた不定例会見で、前回は自身が出馬した東京都知事選(7月7日投開票)に、独自候補擁立を調整したものの、最終的にまとまらなかったと明かした。

れいわは19日、「明日(6月20日)から始まる東京都知事選挙は、いずれの候補者も応援せず、『静観』することといたします」とコメントを発表し、特定の候補者の支援はしない考えを示している。その理由について、山本氏は「そもそもの話をすると、候補者を立てようという考えがあった。『この人』ということで話を進める動きもあった」と明かした。

その上で「私たちは野党共闘にはくみしない。私たちが(所属議員の)数を増やさないと、この茶番国会では戦えない。独自に戦う路線は目指さなければならず、独自候補を出すことは当然だった」としたが「最終的にはかなわなかった」という。意中の人物との間では、ポスターを製作するかどうかという段階までいったものの、最終的に話はまとまらなかったという。

野党では、立憲民主党や共産党が蓮舫前参院議員(56)を支援しているが、山本氏は「他の候補を推す選択肢もあったが、政策を見たら薄味で、そこを推すということはならない。結果として『静観』は、いちばん大人の対応になったのではないか」とした上で「(だれかを支援したら)票が割れるとか、さまざまな議論がある。今回は、次の戦いに向けて準備に入らないといけないというのが、現実的選択だ」と述べ、来年夏の参院選や来秋までには行われる衆院選を念頭に、その準備に力を注ぐ考えを示した。

前回都知事選には山本氏自身が出馬したが、小池百合子知事が300万超の得票で圧勝再選された。「2020年都知事選に出馬したのは、いつ(衆院)選挙になるか分からなかったから」と述べつつ「(自身も)もちろん出たいですよ。日本を揺るがすくらいの(規模の)自治体の首長選挙だが、さすがに前回の結果を受けて、目の前のこと取り組むことにした。独自候補擁立も進まなかったので」と、説明した。

野党として、なぜ蓮舫氏を支援しないのかという声を受けているとして「蓮舫さんは政党の支援を受けないと言っている」と主張。「本来なら、そういう姿勢(候補者擁立など)で臨まないといけないが、この都知事選は静観で、今後の戦いへの準備を進めたい」と繰り返した。

前回、小池氏に敗れた際「百合子山は高かった」とコメントした山本氏は「今回、小池百合子(知事の3選)をひっくり返そうとしている陣営には、(静観というれいわの対応は)プラスになるのではないか」とも述べた。

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