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桂ざこばさんの優しさ「『この子、そんなんちゃう』って言ってくれた」なるみ涙ながらに明かす

日刊スポーツ / 2024年6月23日 15時42分

なるみ(2023年撮影)

ぜんそくのため76歳で急死した落語家、桂ざこばさんをしのび、MBSテレビ(大阪市)が23日、追悼特番「笑って、怒って、涙もろかった…ざこばさん、ありがとう!」を放送。一門の桂米団治、桂南光、桂塩鯛らとともに、同局「ちちんぷいぷい」で共演していたタレントなるみ、角淳一元アナウンサーらが出演した。

ざこばさんがレギュラー出演し、関西の名物番組として人気だった「ちちんぷいぷい」でも初回から共演していたなるみは、「女子高生漫才師の時代からかわいがってもらってて…」と思い起こした。

なるみはもともと、女性漫才コンビ「トゥナイト」で活躍。相方が引退し、解散後はピン活動を始めた。

突然の別れで、葬儀も家族葬だったため「お顔見てお別れしてないから、やっぱり信じられなくて。『ちょっと飲みに行ってたんや』って言うて、入ってきそうで…。生放送でもけっこう、お酒飲んで入ってきてはったし」などと振り返った。

番組では、「ちちんぷいぷい」の初回放送から、ざこばさんの出演場面を振り返った。

なるみは、ざこばさんに「ざこびっち」とニックネームをつけて呼んでいたが、そのことを「生意気」と快く思わない人もいた。

「生意気な子と思われることも多くて。師匠が行った店で『生意気』言われたらしいんですよ。で、わざわざ、そこの店へ連れて行ってくれて『この子、そんなんちゃう』って言ってくれた。私みたいな人間に…わざわざ…それぐらい愛情深いんです」

なるみは涙しながら、ざこばさんの思い出を語った。ざこばさんは飲みに行っても、長時間滞在せず、店側へ配慮して、すぐに場所をかえる人だった。

なるみは「だいたい、一晩5軒ぐらい行く。それで、意外とエッチな話はしないんです」。角氏も「そうそう。それにすぐ場所かえるから、行ったらもうそこにいないという(笑い)」と続いた。

その角氏は「こういう場所で、写真になって顔みてしまうと、それでグッときてしまいますね」と言いつつも、泣き笑いの表情で、思い出話に耳を傾けた。

なるみは「何も分からないところから…ざこ…ざこびっち! ありがとうございます」と感謝。角氏は昨年、上岡龍太郎さんも亡くなっていることに触れ「去年の今頃は、上岡師匠がお亡くなりになって。はよ向こうに行った方が楽しそうですね」と言いながら、ざこばさんとの別れを惜しんでいた。

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