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田崎史郎氏「我慢の限界超えた」菅前首相による事実上の岸田首相退陣要求「拍手喝采の人も多い」

日刊スポーツ / 2024年6月24日 12時2分

テレビ朝日(2023年10月撮影)

政治ジャーナリスト田崎史郎氏は24日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、菅義偉前首相が9月の自民党総裁選をめぐり事実上の「岸田おろし」に言及したことについて「今後の政局に大きな影響を与える」と指摘した。

菅氏は23日に配信された文芸春秋のオンライン番組で、9月の総裁選について「刷新感を国民に思ってもらえるかどうかが、1つの節目になる」と述べ、岸田文雄首相に対し、事実上の「総裁交代論」に言及。

「このままでは政権交代してしまうとの危機感を持つ人は増えている」と述べた上「総裁選では、新たなリーダーが出てくるべきか」と問われて「そう思う」と述べた。菅氏は2021年自民党総裁選に出馬表明した岸田首相に引きずり下ろされるような形で首相退陣に追い込まれた経緯もあり、2人は緊張感漂う関係でもある。

田崎氏は、菅氏の23日の発言について「菅さんは(首相退任後の)この3年、ずっと(岸田首相に)不満を募らせてきた。(明確に)総理に対する批判はしなくても、煮えたぎるような不満は持っていたが、総理が(21日の記者会見で)総裁選への意欲を示されたことで、ついに我慢の限界を超えて、昨日の発言になったと思う」と解説した。

「(これまでは)前総理が現職を批判するのはいけないということで我慢をされてきたが、菅さんの発言は今後の政局に大きな影響を与えると思う」とも指摘。自民党内では、所属議員などから岸田首相への退陣論が公然と出始めている経緯もあり、「党内では菅さんに拍手喝采を送る人も多いと思う」とも述べた。

一方、今年の派閥解消後初めてとなる9月の自民党総裁選について、結果の予想が難しいと述べた。首相の再選出馬も不透明で、候補者の乱立が予測されるが、「これまでとかなり変わると思う。派閥単位で動いていると、我々も誰が勝つかは分かりやすいが、現在派閥として残っているのは麻生派だけだ。他の人は無派閥になっており、1人1人が判断してやることになるので本当に読みづらく、どう動くか分からない総裁選になると思う」と指摘した。

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