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「9月臨時国会で冒頭解散」伊藤惇夫氏、岸田首相の再選ウルトラCプランほのめかす

日刊スポーツ / 2024年6月25日 13時26分

伊藤惇夫氏(2012年撮影)

政治アナリストの伊藤惇夫氏と政治ジャーナリスト田崎史郎氏がTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。21日に岸田文雄首相が会見で「道半ば」と語ったことについて、2人とも「続投の意欲を持っている」と声をそろえた。

その上で伊藤氏は、「基本的に鈍感力の高い方。周りの状況がどうであれ、とにかく長期政権を敷きたい。スタートの段階でちらついていた。総裁選を乗り越えるためにどうするかを考えている。大きな飛び道具だった解散総選挙が封じられ、このあとどうするか、模索しているんじゃないでしょうか」と話した。

さらに、「9月に臨時国会を開いて、冒頭解散を考えているかもしれない」とほのめかした。

これに対し、コメンテーターでジャーナリストの大谷昭宏氏は、「7月、8月支持率が回復ができなかったら、自爆になる」と語った。

自民党では、菅義偉前首相が23日公開のインターネット番組で岸田首相の政治責任について、「責任を取っていない。不信感は国民に結構多い」と発言した。そのうえで9月の自民党総裁選について、「自民党の刷新の考え方を理解してもらえる最高の機会」と岸田交代論を展開し、退陣を求めている。

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