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西島秀俊ハリウッドデビュー作は「初めて京都の、ど真ん中で撮影した。驚くべきこと」

日刊スポーツ / 2024年6月25日 19時47分

Apple TV+「サニー」特別試写会に登壇した西島秀俊(撮影・村上幸将)

西島秀俊(53)が25日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた、Apple TV+「サニー」(7月10日から全世界配信、全10話)特別試写会に登壇した。

今作が本格的なハリウッド進出となる西島は、主演と製作総指揮を兼任する米女優ラシダ・ジョーンズ(48)が演じた京都在住の米国人女性スージー・サカモトの夫サカモト・マサヒコを演じた。23年4月にロバート・デ・ニーロ、ウィル・スミスら世界的な俳優が所属する、米国の大手エージェンシーCAAと契約。さらに5月末で前所属事務所を退所し、独立した。

西島は「今回は、幸運なことに最初はZoomミーティングで会って、本読みして、吹き出しながらやった。その後、英語の演技をともにした。演技をする前に気持ちが通じ合い、すばらしい関係を築けたのが幸運なデビュー」と笑みを浮かべた。

日米の制作の違いについて聞かれると、今作がケイティ・ロビンス氏が現場で俳優陣の演技を見ながら台本をアップデートしていく、ショーランナー方式で制作された。西島は「ギリギリまで良いものにするのを惜しまない。脚本がドンドンバージョアップする。いい父だな? と思ったら、いろいろなマサの一面が出てきて…僕の中に邪悪な面が見えたのかと…冗談ですけど、より良くする時間がすごくあるのが、違いかなと」と語った。

舞台の京都で撮影が行われたことへの感慨も口にした。「初めて京都の、ど真ん中で撮影した。驚くべきことで、今後はないと思う。過去、現在、近い未来の日本の新たな世界もミックスされたものが映し出される。新鮮だと思う」。その上で「突き詰めれば人と人とのつながり、魂とは何か、根源を描いている。毎週、楽しみに見ていただければうれしい」と作品を評した。

「サニー」は、日本在住のアイルランド人作家コリン・オサリバンの小説「ダーク・マニュアル」を原作に「ミッドサマー」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」などで知られる映画製作・配給会社A24が制作。京都を舞台に繰り広げられる、ダークなユーモアにあふれたれたミステリースリラードラマ。

◆「サニー」 スージー(ラシダ・ジョーンズ)は、京都に住むアメリカ人女性。夫で、電子機器メーカーの冷蔵庫部門で働いていたサカモト・マサヒコ(西島秀俊)と息子ゼンが、ともに謎の飛行機事故によって行方不明となり人生が一転してしまう。悲しみに暮れるスージーの元に、ある日マサヒコの同僚だという田中(國村隼)がお見舞いと称し、マサヒコが作ったという新型家庭用ロボット「サニー」を持って現れる。えたいのしれないロボットに戸惑い、いら立つスージーだったが、マサヒコの手によって、スージーの情報がプログラミングされていたことを知り、次第ににサニーとの間に奇妙な友情が生まれていく。やがて、スージーはサニーとともにマサヒコや息子に何が起きていたのかを探り始める。それは恐ろしい世界への扉だった。

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