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B’z稲葉浩志8年ぶりイベント開催 わずか数メートルの距離に限定100人のファン熱狂

日刊スポーツ / 2024年6月25日 20時11分

新アルバム「只者」の発売を記念して公開収録トークイベントを行った稲葉浩志

B’z稲葉浩志(59)が25日、東京・タワーレコード渋谷店で、10年ぶりの新アルバム「只者」の発売を記念した公開収録トークイベントを開催した。

ライブ以外に単独で公にファンの前に登場するのは、16年の公開収録以来、8年ぶり3度目。客席最前列とステージの距離はわずか数メートルというプレミアムなイベントとなった。

稲葉が登場すると、会場は大絶叫に包まれた。抽選で選ばれた100人のファンを前に「近い距離なんでね、またライブとも違うんでおもしろいです」と笑顔を見せた。

88年にB’zとしてデビュー。当時を振り返り「右も左も分からない状態。考える余裕もなく流れにバーって流されていった感じですね」と話した。「照明もあるし衣装も着てるし。MCも自分のスタイルがつかめていなくて。松本(孝弘)さんの方が経験が十分にあったので頼りながらやってましたね」。

稲葉は97年にソロデビュー。今作はソロ名義としては10年ぶり6枚目となるアルバムで「10年たった自覚なかったですね。創作欲求の勢いに任せてじっくり作ることができました」。

26日発売のタイトル「只者」について「クリエーターとして自分は普通だなっていつも思う。自分は“只者”という認識のもと、卑屈にならず前向きにチャレンジする気持ちです」と明かした。

今月からソロライブツアーを開催。8月には故郷の岡山・津山にも凱旋(がいせん)する。「決してやりやすくはない。知り合いがけっこう見てる」と笑いを誘いつつ「高校までずっといたところなので。ロックごっこなんかもやってたり、今の仕事の原点ですね」と笑みを浮かべた。

ラジオの公開収録とあって、トークの合間に自身の楽曲が流れる場面も。曲中は「間が持たない…」と言いつつ、客席に手を振るなど、ファンと交流した。

「アルバムぜひ聞いていただけたら。ライブにもぜひ来てください」と呼びかけ、歓声に包まれながらステージをあとにした。降壇後もステージ脇から顔をのぞかせるなど、最後まで声援に応えた。

イベントの模様は、6月29日放送のTOKYO FM「JA全農COUNTDOWN JAPAN」内で放送予定。

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