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稲葉浩志とファンの距離数メートル!「ライブとも違うんでおもしろい」8年ぶりトークイベント

日刊スポーツ / 2024年6月26日 5時30分

新アルバム「只者」の発売を記念して公開収録トークイベントを行った稲葉浩志

B’z稲葉浩志(59)が25日、東京・タワーレコード渋谷店で、10年ぶりの新アルバム「只者」(26日発売)を記念した公開収録トークイベントを開催した。ライブ以外に単独で公にファンの前に登場するのは、16年の公開収録以来、8年ぶり3度目。客席最前列とステージの距離はわずか数メートルというプレミアムなイベントとなった。

稲葉が登場すると、会場は大絶叫に包まれた。抽選で選ばれた100人のファンを前に「近い距離なんでね、またライブとも違うんでおもしろいです」と笑顔を見せた。

88年にB’zとしてデビューし、97年にソロデビュー。ソロ名義としては10年ぶり6枚目となるアルバムで「10年たった自覚はなかったですね。創作欲求の勢いに任せてじっくり作ることができました」。

タイトル「只者」については「クリエーターとして自分は普通だなっていつも思う。自分は“只者”という認識のもと、卑屈にならず前向きにチャレンジする気持ちです」と明かした。

今月からソロライブツアーを開催。8月には故郷の岡山・津山にも凱旋(がいせん)する。「決してやりやすくはない。知り合いがけっこう見てる」と笑いを誘いつつ「高校までずっといたところなので。ロックごっこなんかもやってたり、今の仕事の原点ですね」と笑みを浮かべた。

ラジオの公開収録とあって、トークの合間に自身の楽曲が流れる場面も。曲中は「間が持たない…」と言いつつ、客席に手を振るなど、ファンと交流した。「アルバムぜひ聞いていただけたら。ライブにもぜひ来てください」と呼びかけ、歓声に包まれながらステージをあとにした。降壇後もステージ脇から顔をのぞかせるなど、最後まで声援に応えた。【玉利朱音】

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