彩青、新曲「さらば桜島」のヒット祈願と歌唱奉納 カップリングは初のＪポップ

虎ノ門の金比羅離宮で新曲「さらば桜島」のヒット祈願と歌唱奉納を行った彩青

演歌歌手彩青（21）が26日、東京・虎ノ門の金刀比羅宮で、この日発売のデビュー5周年記念曲「さらば桜島」のヒット祈願と歌唱奉納を行った。

19年6月26日に「銀次郎　旅がらす」でデビューし、今作が6枚目。6年目の1歩を刻んで「初の歌唱奉納で身が引き締まる思いです。5周年を迎えて今日から6年目。元気いっぱい頑張っていきますので応援をよろしくお願いいたします」と駆けつけたファンにあいさつをした。

新曲は新たな人生に向けた男心を歌った本格演歌。雄大な桜島の自然をほうふつささせるドラマチックな楽曲に仕上がっている。「自分は北海道の岩見沢出身で故郷を離れて精進しています。歌の主人公も故郷を離れて頑張っている。自分に重なる部分があります。好きな歌詞は『時代遅れとからかわれても』『自分らしさを貫いて』。自分も自分らしさを貫きます」。

カップリング曲「First Step」は初のJポップ曲。「発声から何から違う。こぶしを回してはいけないので難しいし、どうしよう…という感じだった。でも実は1カ所だけ回しているんです」。初めて曲を聞いた人からは「誰が歌っているか分からなかった」「本当に彩青が歌っているのか」と驚かれるという。

5歳で民謡、7歳から津軽三味線を始めた。11歳で同じ北海道出身の細川たかしに師事して演歌の道を歩み、尺八も本格的に演奏している。「これから民謡と演歌を合わせた『民謡演歌』を自分で作ってみたいです」と夢も明かした。