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杉村太蔵氏「岸田首相不出馬」求める声に疑問「民主主義で『選挙に出るな』はよく分からない」

日刊スポーツ / 2024年6月26日 13時42分

杉村太蔵氏(2021年12月撮影)

元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏(44)が、26日放送のテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演し、岸田文雄首相に対して自民党内で、秋の党総裁選における事実上の不出馬を求める声が上がっていることに疑問を呈した。

番組で、岸田政権が急きょ打ち出した8月から10月の電気・ガス料金の負担軽減策について取り上げると、杉村氏は「これ、(自民)党も確か、要望出しているんですよね。党首討論でも野党からやってもらえないか、というリクエストがありました」と言及。「財源は予備費を使うので、財源は確保されている。内閣総理大臣が『今年、長期的に暑くなりそうだ、8、9、10月の電気・ガス代補助します』。このくらいの政策をリーダーシップを持って出せない(空気)というのもおかしいな、と思います。これを唐突と批判するのも、僕はよく分からない。どんどんやったらいいと思います」と述べた。

杉村氏は「あともう一つ」と付け加えるようにして「最近、岸田さんに対して『総裁選に出ないでくれ』と(意見が出ている)」と、自民の茂木派若手議員から総裁選出馬、再選に懸念を示す意見が出ていることに言及。「これも僕からするとおかしな話で、もし反対だったら堂々と総裁選挙で議論をやったらいいと思うんですよ」と主張した。

その上で岸田首相について持論を展開。「意外と、全体的には(内閣)支持率はものすごい低いんですけど、総裁選ですから、自民党の党員で選ばれます。自民党の支持層に限っていくと、そんなに低くないんですよ、岸田さんの支持率」と分析し、「背景には、外交と経済に関しては、特に日韓関係をここまで劇的に改善をしたというのは大きな功績」と評価した。

6月から行われている定額減税についても「政策的経費、例えばクーポン券とか給付金だと、いろいろ政策を実現する経費がまた税金で余計にかかる。ところが定額減税だと、政策的経費が、財務省の方に聞くと、数百億円ぐらい浮くらしいんです。ひとつ新しいやり方だな、とは思う」と一定の評価を下し「何とか秋以降の賃上げに弾みを付けて、実質賃金を上げていきたい、というのが岸田総理の狙いだと思うので、そんなに悪い政治をやってないんじゃないか、というのが僕の考え」と語った。

杉村氏はあらためて「だから正々堂々、総裁選を戦って欲しいな、というのが僕の期待です」と持論を展開。司会の大下容子アナウンサーから「出るな、じゃなくて、出たい人は自分が手を上げればいいんじゃないか、と」と確認されると「民主主義で『選挙に出るな』というのは本当によく分からない。出たい人はどんどん出て、挑戦したらいい、というのが僕の考え」と繰り返した。

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