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草なぎ剛「ミッドナイトスワン」4年のロングランに幕「作品に出会えて最高の自分になっている」

日刊スポーツ / 2024年6月26日 18時7分

映画「ミッドナイトスワン」ロングラン最終上映御礼舞台あいさつで感激を語る草なぎ剛

草なぎ剛(49)が26日、主演映画「ミッドナイトスワン」ロングラン最終上映御礼舞台あいさつを東京・TOHOシネマズ日比谷で行った。

20年9月に公開され、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀主演男優賞などを受賞。公開から4年目、3年9カ月(185週)にわたる異例のロングラン上映を続けてきた。

草なぎは「185週もたっているのに、こんなに満員御礼で」と感激しきり。この日初めて見るという観客も見つけ、「185週にもなるのにネタバレになっちゃう」「バレエの映画、って言っちゃっていいんですか」と喜びを爆発させた。

トランスジェンダーとして生きる主人公、凪沙役への思いもあらためて語った。「デリケートな部分もありますが、監督が書かれた熱い思いを、言葉を超えたところでつかめた。台本を最初に読んで涙があふれ出てきて、何の涙かよく分からなかったが、自分の涙を観客の方に伝えたい作品だなと思った」。

さらに「凪沙がいなかったら今の自分ではないと思う。『ミッドナイトスワン』という作品に出会えたから、最高の自分になっていると思う。いい作品に監督が巡り合わせてくれて、幸せな4年間でした」。また「(香取)慎吾ちゃんもこの作品を見て感銘を受けてくれて、『自分が演技をするのをやめようと思うくらいつよぽんが良かった』と言ってくれた」と喜んだ。

トークの途中、共演の服部樹咲(17)が感激で号泣すると、優しくフォローする場面も。「お互いその時にしか表せない表現ができて、皆さんに感動していただいて幸せだった」と話していた。

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