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小沢一郎氏が蓮舫氏を激励「勝たにゃいかん」都知事選の戦術問われ「1人でも多くの人に会う」

日刊スポーツ / 2024年6月27日 17時31分

都知事選に立候補している蓮舫氏の事務所を激励に訪れた立憲民主党の小沢一郎衆院議員(撮影・中山知子)

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は27日、東京都知事選(7月7日投開票)に立候補している蓮舫前参院議員(56=立民を離党)の都内の事務所を訪れ、蓮舫氏を激励した。

重鎮の訪問に「頑張ります」と緊張気味に応じる蓮舫氏に対し、「サインはVだよ」とピースサインで、報道陣の写真撮影に応じた小沢氏。蓮舫氏が国会議員を辞職して都知事選に出馬したことから「さみしくないか」と報道陣に問われると「知事になりゃいいんだから」と意に介さず、「都知事選は(野党は候補者を)どうするのかなと、考える立場ではないけれど心配していたが、彼女が決断してくれて本当にうれしかったし、よかったと思っている」と口にした。

「この選挙は党派でもって選挙をしているのではない。片方は自公がべったりやっている。それに対抗する候補者が、野党陣営の中からだれもでないというのはさみしい話。まさかと思っていたが、蓮舫さんが決断してくれたので、僕は喜んでいる。それで勝たにゃいかんと思っている」と、激励した。

都知事選の結果が次期衆院選の野党の戦いぶりに与える影響について問われると「そのこと自体がどうこうではないが、首都のトップを決める選挙だから、都知事選で勝利することで、おさら(次期衆院選に)弾みがつくということだ」と述べた。

小沢氏は、かつて師事した田中角栄元首相譲りの「川上戦術」を身上とし、「選挙の小沢」と呼ばれてきた。選挙では、川の上流から下流へ、人の少ない地域から遊説を始め、だんだん人が多い都市部に移りながら支持を訴え、広げていくという選挙戦術。今回の都知事選では、現職の小池百合子知事(71)が先週末の街頭演説を八丈島や奥多摩で行い、渋谷など繁華街を攻めた蓮舫氏とは対照的なスタイルを取った。小池氏はかつて国会議員時代に、新進党や自由党で小沢氏と行動をともにしていたことで知られる。

小沢氏は「川上戦術」について問われ「選挙で特別、いい方法なんてないんだよ。ひたすら一生懸命、1人でも多くの人に会って握手して、ということをこなす以外ない」とした上で「大都会だろうが田舎だろうが、同じ考え。(地域の)根っこのところ、根本のところにアプローチすることで、そこから派生している人たちに伝わる。島なんかもそう。島から都市部に来ている。自分のふるさとに候補者が来てくれたらうれしいと思うよ」と語った。

都知事選にはこのほか、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら56人が立候補している。

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